フィーラーの修正力【FF7Rプレイ記】#15

「CHAPTER 17 混沌からの脱出」の感想。原作で印象に残ってるシーンを踏まえつつも、クライマックスに向けて怒涛の展開へ。

※以下、ネタバレ注意

CHAPTER 17 混沌からの脱出

クラウドが目を覚ますと、一同はエアリスが幼少時代に過ごしたという部屋の中に居た。エアリスが神羅に居た時どのように過ごしていたのか、ほんの少しだけだが知ることができる場所だ。

原作では微妙に展開が違って、クラウドたちは神羅に捕まってしまい幽閉されてしまうので(しかもクラウドとティファが同室)、リメイク版では、そこまでの危機感がなく少しゆとりがあるように思える。

にしても、こうして振り返ってみると、この時のティファの一言「すいませんねえ」がじわじわくるw
リメイク版のティファだったら絶対に言わないだろう。

原作ではエアリスとティファは恋のライバル感が出てる反面、リメイク版のエアリスとティファは親友感が強めのような気がする。続編である『FF7AC』でクラウドの側にいるのはティファと確定してるせいか、エアリスはクラウドのことを気にしつつも、自分の使命(セフィロスから皆を守る)を優先しており、一歩引いてる感じがするのだ。

エアリスが真実を告げようとするとフィーラーに邪魔されてしまう。セリフから推測するとフィーラーが触れるたび、エアリスが知ってる「星の運命に関する記憶」も徐々に奪われつつあるようだ。

リメイク版はこの2人の関係性が本当に尊い。一緒に力を合わせて運命を乗り越えようだなんて、RPGらしい展開になってきたじゃないか!そうだ、エアリスはひとりじゃない。仲間が居る!

ドミノ市長の部屋に潜り込んだウェッジからの情報で、本家アバランチが奇襲をかけるので、クラウドたちは屋上へ行き、本家アバランチのヘリを使って神羅ビルから脱出してほしいと言われる。

…のだが、途中、クラウドたちは宝条の実験に付き合わされる羽目になり、屋上まで遠回りを強いられてしまう。

原作では血まみれの廊下が描かれていたけど、今作ではレーティングに引っかからないようにするためか、ジェノバの体液っぽいのが彼方此方に…これはこれでジェノバの未知の生物感が出ており不気味である。

原作同様、この跡は社長室まで続いており、その先で待ち構えていたのは…

お前、まだ生きてたんかい!(爆

原作では遺体となって発見されるので、ちょっと意外でした。
てか、どうしてこんな状況に!?

バレットに助け出されるも、往生際の悪いプレジデント。しかし…

やっぱ、こうなるのか…。

ということで、ここで原作通りの展開になったと思ったら……

え!?何この展開、私、知らない!!(混乱

ここでバレットがセフィロスに殺された!?予想外の展開にめっちゃビックリしました。幻覚でも見せられてんのかと思った。もちろん、これは本来の運命とは違う展開なので、フィーラーがすぐさま治療に入り、バレットを救うのでした(フィーラーの能力、都合良すぎるだろw)。

『ジェノバBeat』との戦闘へ。どうやらジェノバの一種のようだが、原作にはない怒涛の展開で、プレイ中は脳内の処理が追いついていませんでしたが(苦笑)、そうだよなァ、ここから先はクライマックスだから、ボス戦で盛り上げていかないといけないもんなァ。ということで、ここから先は原作とは少し変わって、ボス戦の連続だったりします(しんどいw

ジェノバBeatを倒した後は、原作通りルーファウス&犬とのバトルへ。流石、副社長。強かった!!…ですが、その強さも初見殺しタイプの強さで、攻略法さえ分かってしまえば、わりと簡単に倒せます。

相変わらず、よく落ちる人だね。
そしてティファの腕力、どうなってんの!?w

一方、神羅ビル内に居たウェッジはフィーラーに押し流されて安否不明になってしまう。人の運命は変えられないのか?フィーラーの修正力の方が強いのか?ここまで生き延びたなら、最後まで踏ん張ってほしいところではあるが…。答えは次回作までお預けのようです。

ヘリでの脱出が不可能になったクラウドたちは、原作通り、盗んだバイクで走り出しますw

この車、ティファが運転してたのかァ。原作の時、どっちが運転してるんだろう?と思ってたんだよね。この世界、PSの時は右ハンドルか左ハンドルかも分からなかったし。

(CHAPTER 18 へ続く)

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