過ぎ去りし時を求めて???【FF7Rプレイ記】#10

先日、FF7Rをクリアしました。総評はプレイ記を最後まで書き終えた時に改めて書こうと思っているのですが、このFF7R、単なるリメイクではなかった!とだけ、今は言っておきましょう。

原作プレイ済みでも分からない様々な“謎”を残して『FF7R』は終了するのですが、攻略本のスタッフインタビューや世間の考察なんかを読む限りでは、どうやらオリジナル版の『FF7』とリメイク版の『FF7R』は同じものではなく、両立した存在っぽいです。

なぜなら、エアリスとセフィロスが未来について知り過ぎているからです。

ここで、オリジナル版の『FF7』の世界線とリメイク版の『FF7R』の世界線は別物で、エアリスがオリジナル版の世界線からやってきた(=タイムリープ)と仮説を立てると、エアリスの言動と原作から改変された出来事について色々しっくりきます。でなきゃ、古代種の能力として予知能力でも身につけたとか…?

もしかしたら、エアリスは某勇者のように過ぎ去りし時を求めて、2周目の世界を生きているのではないか?DQ11のようにFF7が表面で、FF7Rが裏面になっていたとしたら?

そんなことを頭の隅に置きながら「CHAPTER 10 焦りの水路」を振り返ってみたいと思います。

※以下、ネタバレ注意

CHAPTER 10 焦りの水路

六番街の地下下水道へ。下水道を進みながら、原作関係なく何となく既視感があるなァと思ったら、『龍が如く7』の下水道ダンジョンでした(笑)。リアルになったせいか、ダーツ、キャバレー、闘技場と、なんかこのゲーム、ちょいちょい龍が如く感がある気がする。

コルネオに落とされた直後、気を失っているヒロイン2人に対して、先にどちらに声をかけるかはプレイヤー次第。私は何の迷いもなくエアリスに声をかけました。すまんな、ティファ。

原作通りコルネオのペット『アプス』と戦う羽目に。ただ、このコは死なずに最終的に逃げてしまうので、またどこかで出てきそうと思ったら、その予感は的中しました(忘れた頃に再会します)w

あまりにも現実離れした計画に、ティファは悪い予感を振り払おうとしている様子。

それに対して意外と現実的(というか原作プレイ済みのプレイヤー寄り)な考えのエアリス。今まではちょっと不思議なことを言っても深く気にせず、まぁ古代種だしな、で済ませてきたんですが(苦笑)、この辺りからエアリスの言動に対して本格的に違和感を感じるようになってきました。

何故なら、原作ではネガティブなティファに対して、エアリスはどこまでもポジティブだったからです。

もちろん、FF7Rのエアリスのポジティブさが失われたわけではありません。今回もマイナス思考になりがちなティファのことを彼女なりに励まします。ただ、その表情が悲しげなのは、神羅の計画が事実だと分かっているからなのでしょうか…?(ティファにも「何か知ってるの?」とツッコまれてしまいますし…)

そして自分自身の未来も…。

原作と違って、ここで女同士の友情を育むシーンが追加されたのは良かったですね。この後、エアリスが神羅に囚われた時、ティファにとっても彼女を助けに行く理由が強化されて物語に厚みが増します。

ところで、自称ソルジャーさんはよく落ちますねw

2人掛かりとはいえ、女性が大剣を背負った成人男性を引っ張り上げるのは辛いでしょ?ティファの腕力どうなってんの?w

(CHAPTER 11 へ続く)

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