不思議な“円”【龍が如く7 プレイ記】#38

「第十章 恩威並行を忘れず」感想の続き。荒川真澄と星野会長の因縁。荒川真澄の父親が殺された時の真相がついに明かされる。

※以下、ネタバレ注意

皆が当初の目的忘れかけてるから、趙さん自ら出て来ちゃったよw

監禁されていたが、とある近江連合の人物に助け出されたらしい。春日に会わせたいというので、趙について行くと、そこで待っていたのは…

春日の弟分・ミツ!!

龍オンでは出番が多いんだけど、龍7だと出番が殆ど無いのぉ(残念)。趙を助けたのはミツの独断だったようだ。その危険を犯してまで春日に伝えたかったこと、それは…

今まで春日を裏切ったと思われていた荒川の親っさんでしたが、実は今でも春日を身内と認めている?何か大きなことを成し遂げようとしている?ここに来て、春日のように荒川の親っさんを信じても良いのか?という考えが芽生え始めてきました。

一方、横浜流氓はクーデターによりボロボロ。趙はボスの座をコミジュルのソンヒに譲ることになります。…東城会並のメチャクチャな人事だな(東城会は桐生さんのせいだけど)w まぁ、現役のマフィアのボスが仲間になるわけにもいかないしね。

春日は人の心を読むのが上手いんだな(だから説得上手なんだろうけど)。あと趙さんも凄く優しい人なんだと分かる。パッと見、真島さんっぽい雰囲気出してるけど、そこは全然違う。趙さんはどちらかというと、桐生チャンみたいにアマアマなタイプだと思う。

だから初めて会長に会った時、春日を受け入れてくれたんですね。

荒川組と異人町のホームレスに繋がりがあったことも発覚。殺しの荒川組と言われながらも、警察に捕まることなく存続できていたのは、こういう絡繰があったからか。

にしても危険な賭け過ぎるでしょ。急所ギリギリを狙って撃つなんて、余程射撃に自信がなきゃできない芸当ですよ。荒川の親っさん、凄過ぎですわw

この後、再び星野会長に会い、昔話を教えてもらう。戦後まもなく始まった偽札ビジネス。この偽札ビジネスには幹部以外にも関わってる者が居た。偽札の運び屋である。

!!?

荒川真澄のお父さんが殺された時、一体、何しでかしたんだ?と思ってたけど、裏稼業に関わっていたとは。あんな優しそうだったのに…人は見かけによらんな。しかも重大なミスを犯し、それを粛清したのが会長だったなんて…。一気に話が繋がってきました。

うおぉ、会長若ぇぇ!

この母親、マジ救いようがねぇな…。まぁ、消されたみたいだけど。それで両親を亡くした荒川真澄は生きるためにヤクザの道へ進むしかなかったのか…。仮に母親が生き残ってたとしても、こんな母親じゃ、荒川真澄は幸せにはなれなかっただろうな…。

荒川真澄は氷川興産に入った頃から死体の始末を手伝わされており、その頃から横浜のホームレス街を利用するようになったのだという。

荒川真澄は父親の仇を討つために犯人を探していたんだな。あの時、廊下でボーイに扮した会長とすれ違って顔を見てるからな。それだけを手掛かりに…。

会長はあの時のケジメをとる覚悟が出来ていて、それはそれで潔くてカッコいいわ。昔ながらの極道として生きてるんだな。

これはいきなり真実を告げられて、荒川真澄としては辛いよ。父親に全く落ち度がない被害者だったならまだしも、実は裏稼業に関わってたことが原因だもの。しかも荒川真澄自身がヤクザになって、父親や会長が当時置かれていた立場的に避けられなかったことも理解できてしまう。これでは復讐の意欲も失せてしまうわ。

それが春日の胸ポケットに入っていた偽札、というわけか。この時から、会長と荒川真澄の間には不思議な縁(円)で結ばれていたんだな。

どうやら、荒川の親っさんは信じるに値する人のようだ。

それがわかった所で、十章は終了です。

©SEGA

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