新発想で描かれる新選組ゲーム【龍が如く 維新!プレイ記】#1

前から気になっていたPS3/PS4ソフト『龍が如く 維新!』をプレイしました。ちなみにPS4版をプレイしたのですが、ストーリー本編中のみPS4のShare機能(動画・スクショ保存)が使えないので、今回は連載形式ではなく、クリア後感想のみという形で書きたいと思います。

 

作品について

『龍が如く 維新!』は、極道を題材にした人気アクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』のスピンオフ作品です。今作では舞台を幕末に移し、史実をベースにしつつもオリジナルの物語が展開します。『龍が如く』シリーズの登場人物たちが幕末の志士たちに扮して登場するので、歴史や龍が如くシリーズを知らなくても楽しめるけど、知ってたらもっと楽しめる、そんな時代劇作品になっています。

物語は、主人公の坂本龍馬が、育ての親である吉田東洋を暗殺した犯人を捜すため、“斎藤一”の偽名を使って新選組に入隊する、というストーリーが展開します。坂本龍馬と斎藤一が同一人物という設定だけでも、どんな物語が描かれるのかとドキドキワクワク♪興味が惹かれますし、何より新選組好きとしては、主人公は新選組に入隊できるのか!あの浅葱色の羽織が着れるのか!と思ったら、このゲームは買いだなと思いましたw

 

ちなみに、坂本龍馬が新選組に入隊した理由は、犯人が使っていた剣術が「天然理心流」だったという情報を掴んだからなのですが、この「天然理心流」にも大きな秘密があり、新選組に隠された真実が明かされていく後半は一気に物語を進めてしまったくらい、話がよく出来ていて面白かったです。

一応史実に基づいた展開もあるのですが、終盤は完全オリジナルの展開になっていくので、何となく史実を知ってる自分でも、どんな結末を迎えるのかは最後の最後まで読めなかったです。終始、日本の未来のために命をかけて戦った男たちが居た『幕末』という時代に相応しい、熱い展開になっておりました。この熱さは、極道というテーマを通じて男の生き様を描いた『龍が如く』本編にも似ており、『龍が如く』と『幕末』という題材は相性が良かったようにも思いました。

史実に忠実じゃないとイヤ!って人には向きませんが、自分は史実という素材を使って、どういう風に料理したのか?という部分に興味があったので、凄く楽しめました。私の大好きな新選組作品「薄桜鬼」も史実をベースにしつつも、鬼という架空の存在を加えたファンタジーものだしね。こういうアレンジの仕方は好き。

あと舞台は幕末ですが、龍が如くシリーズでお馴染みの「カラオケ」や「ドンキ」など有名店とのタイアップは今作でも健在。世界観はまさに『時代劇版 龍が如く』って感じなので、幕末にカラオケやドンキがあっても特に違和感は無かったですw

 

購入のキッカケ

なんで『龍が如く 維新!』をプレイしようと思ったのかは、好きな実況者さんが『龍が如く 極』(1作目のリメイク作品)と『龍が如く0』(1作目よりも過去の話)の実況プレイをしてくれたのがキッカケ。極道というよりも男の生き様そのものを描いた濃厚な作品だったんだと分かり、特に『龍が如く0』は(まだ真島編しか最後まで見てないけど)見事にハマってしまいました。真島の兄さん、カッコ良過ぎや////

んで、桐生さんの物語を最後まで見届けたくなったので、『龍が如く2〜6』は自分でプレイしようかなと思ったのですが、そ・の・前・に!発表された当時から気になっていた『龍が如く 維新!』の存在を思い出し、幕末好き(というか新選組好き)としては、これは避けては通れないタイトルだろうと。これこそ、自分の手でプレイしないとダメだろうと。。。

実は龍が如くシリーズに関しては、過去にPS3『龍が如く3』の体験版が出た時に実際にプレイしたことがあったのですが、当時はRPGばかりプレイしてきた代償で、アクションゲームが苦手過ぎて喧嘩バトルに勝てなかったんですよ(どんだけ下手なんだよw)。なので、このゲームは自分には向いてないという思い込みがあったのですが、最近はアクションゲーム(特に死にゲー)もプレイできるようになったし、龍が如くシリーズの登場人物&あらすじも調べて大体把握出来たし、まさに、機は熟した!ということで、このタイミングでのプレイとなりました。

やっぱアクションゲームが出来るようになると、出来るゲームの幅が広がって面白いね、うん。

 

(主な登場人物と、その印象&感想については、長くなる&ネタバレなしでは語れないので、また次回にて)

 

■プレイ中の「つぶやき」まとめ(Twitter)
https://twitter.com/CygnusG4/status/1134083647231864833

 

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