栄枯盛衰、神羅ビル④【DC FFVII プレイ記】#32
DIRGE of CERBERUS -FINAL FANTASY VII-(略称:DC FFVII)
追憶に継がれし魔犬は、命の物語の終焉を紡ぐ。
【第9章】栄枯盛衰、神羅ビル(ルクレツィアの記憶の断片)
ルクレツィア「ヴィンセント……もうすぐ、ここから出られるわ」
ヴィンセントが宝条に改造された後、ルクレツィアは瀕死状態になった彼をなんとか助けようと自分の研究ポットに入れて<治療>を行っていました。
ルクレツィア自身も体調が思わしくないのに、自分の事そっちのけで。
そこに宝条がやってきます。
宝条「はっ、何をコソコソしているのかと思えば……
私の改造にも耐えられなかった男を使い、いったい何をしているんだ?」
ルクレツィア「?! 出ていって!」
宝条「うるさい!私に指図をするな!」
夫婦とは思えないこの二人。
多分、今回のヴィンセントの件で完全に亀裂が入ったんだろうな。
宝条的にもセフィロスを生んだルクレツィアは用済みだったのかも…。
なにせ「あの女」呼ばわりしたんですから…。
宝条「? オメガにカオス……だと?はっ、なるほどな……実験か?」
ルクレツィア「?!」
宝条「お前は、この男の身体を使い、
自分の理論を完成させようとしているんだな?」
ルクレツィア「ち、違う!」
宝条「何が、違うものか?やはり、お前も根っからの科学者だよ
まぁ、死んでからも惚れた女の役にたっているんだ、
その男も、幸せだろう くっ、かかかかかかか!」
ルクレツィア「ち……違う……実験なんかじゃ……私は……」
宝条に痛い所をつかれて戸惑うルクレツィア。
助けたい気持ちはホンモノだったと思うのですが…
でも、もしかしたらクラウドが無意識の内にセフィロス・コピーとして働いたように彼女もまた無意識の内に科学者としての欲望が働いていたのかも。。。
だから完全に否定しきれない。
アスールとの戦いでカオスになってしまったヴィンセントは、気づくと元の姿に戻り、大の字になって倒れていました。(やっぱカオスってエネルギー消費激しいのか?)
ヴィンセント「カオス……。そうか……やはり彼女が……私に……ルクレツィア……なら、この苦痛は……」
<私に与えられし罰>…って続くんでしょうね。
ってどんだけお人好しなんだい!w
一番悪いのは宝条だけど、さらにルクレツィアにまでこんな事されて普通だったら恨んでもいいくらいの事なのに…。
ルクレツィアの事が本当に好きなんですね。愛してるんですね。
そんな一途な彼。やっぱ好きです。w