【ドラマCD】枯れ木に花を咲かせましょう~龍之介の受難~

薄桜鬼 黎明録ポータブル 限定版 特典ドラマCD
「枯れ木に花を咲かせましょう~龍之介の受難~」

薄桜鬼でお馴染みの昔話シリーズでした。
そして「龍之介の受難」とサブタイトルが付いている通り……w

 

ある日、総司に以前約束していた昔話を聞かせてもらおうと、子供たちが屯所を尋ねてくるのですが、あいにく総司は巡察中。子供たちも昔話を聞くのを楽しみにしていたことを考えると、そのまま帰すのも忍びないと、対応した斎藤がいうと、龍之介は、じゃあ斎藤が昔話をしてやれば良いと提案。

しかし斎藤は、昔話など子供のころに聞いたきりで自信がないという。そこで、平助は「じゃあ練習代わりにここで話して聞かせてくれよ」と、ここから昔話「花咲かじいさん」のお話というか、いつもの妄想劇(笑)がはじまるのですが……。

 

 

ここから先はネタバレ。

 

 

 

●枯れ木に花を咲かせましょう~龍之介の受難~

<配役>
語り手:近藤
犬:龍之介
おじいさん:芹沢
欲張り爺さん:土方
欲張り爺さんの居候:斎藤・沖田・平助・原田

…てか、居候ってなんだよ。www

 

近藤「昔々あるところに、ひとりのおじいさんが住んでいました。家族が居ないおじいさんは、飼っている犬をまるで自分の子供のように可愛がっていました」

…が、いきなり芹沢さんに殴られてる龍之介(犬)。www

勝手に語り手に話しかけたりと、いつものハチャメチャっぷりは健在です。w

芹沢さんの”しつけ”が一段落すると、島原へ行くための資金を稼ぐため、大判小判を掘り当てろと龍之介に命令。

 

龍之介「こ〜こ掘〜れ、わんわん!」(ちょっと投げやりな感じで)

 

…が、芹沢さんは動く気配がない。

 

芹沢「泥に塗れて働くのは貴様の役目だろうが」

 

犬に掘る作業までやらせる辺りが、流石、芹沢さんです。w
龍之介が掘ってみると、早速、箱が出てきました。

…が、出て来たのは、割れた茶わん・湯のみと折れた箸。

それを見た芹沢さんがご立腹に。これらは全部、芹沢さんの物だったらしい。(ヒィ!

 

芹沢「見当たらないと思っていたら、貴様が隠してしたのか!」

 

無実の罪を着せられ、また殴られる龍之介。

…と、思いきや、鉄扇を弾く音が。

 

土方「間一髪。間に合ったみてぇだな」

 

となりに住む、欲張り爺さん役の土方さんが、何故か助けに来てくれました。
一晩、島原で遊べるだけのお金を芹沢さんに渡すと、

 

土方「俺の家は隣だからよ、芹沢さんが島原から戻ってくる前に、向こうで今後の作戦を練り直すことにしようぜ」

 

作戦って…。www

これじゃあ、どう考えても芹沢さんが欲張り爺さんというか、意地悪爺さんだけど、それは言わないお約束。w

 

沖田「お帰りなさい、土方さん。ん?どうしたんですかぁ?後ろにボロ雑巾みたいな死にかけの犬がくっついてきてますけど」

 

相変わらずドS。www
この配役にした平助と斎藤に文句を言う龍之介。w

そして、先ほどの割れた茶わんは平助と左之さんの仕業だったことが発覚。w
勝手場を片付けてた時に誤って割ってしまったらしい。

もうこの役を降りるという龍之介だったが、みんなして「役者の才能がある」だの「この役を最後までやり遂げられるのは龍之介しかいない」だの持ち上げて、無理矢理、龍之介をその気にさせてるあたりが、やっぱ欲張り爺さん一家かもしれないと思った。w

みんな、芹沢さんの被害者になりたくないだけなんだが…。w

気を取り直して、昔話の続きを続行。この後、本来なら、欲張り爺さんの庭を掘って、ガラクタが出てくる筈なのだが…

 

龍之介「こ〜こ掘〜れ、わんわん!」(やっぱ投げやりな感じで)

 

言われたところを左之さんが掘ってみると…
大判小判がザックザク出てきました。/(^o^)\ナンテコッタイ

もちろん喜ぶ、欲張り爺さん一家。w

 

龍之介「ちょ、ちょっと待て!自分の家じゃなくて、アンタたちの家の庭から小判が出て来たって知ったら、芹沢さん、怒り狂うんじゃないのか!?」

 

龍之介、涙目(笑)

そこで龍之介は、この金を自分の家に持って帰れば許してくれるかも!というが…

 

土方 「悪いが、この金を渡す訳にはいかねぇ。ウチの庭から出たものだしな」

龍之介「分け前も無しなのかよ!?」

土方 「浪士組の台所事情も厳しいんだよ。堪えてくれ。」

 

龍之介は、抗議し続けるも…

 

土方「諄いぞ井吹。てめぇ、俺の役が何なのか忘れちまったのか?欲張り爺さんだぞ。欲張り爺さん!」

 

そーでした。w

 

沖田「もし死にそうになっても、びいどろの瓶に入った赤い薬で助けてあげるからさ」

 

沖田くん、ヒドイ。www

そして、芹沢さんが帰ってきてしまいました。
龍之介は、欲張り爺さん家であった出来事を隠そうとするも…

 

近藤(語り手)
「こうして、隣のトシ…ではなく、欲張り爺さんの家で、見事、大判小判を掘り当てた龍之介は、再びおじいさんの元へ戻ってきたのですが…」

 

近藤さんのせいでバレちゃった!/(^o^)\ナンテコッタイ
もちろん芹沢さんはご立腹です。

近藤の助言で、枯れ木で臼を作り、その臼で餅を付けば、その中から宝物が出てくる筈というので、急ピッチで臼を作る龍之介。w

そして出来立ての餅を芹沢さんに差し出す龍之介。

が、何故か餅の中には撒菱が…www
また殴られる龍之介…。( ̄ロ ̄|||)

今度は隣の家で餅を付いてみることにした龍之介。
すると案の定、餅の中から小判が!

 

龍之介「どうして芹沢さんの所では出なかったんだ?」

平助 「もしかして良い人の所にしか、宝物が出ねぇってことじゃねぇの?」

沖田 「土方さんが良い人?冗談も大概にして欲しいなぁ」

土方 「てめぇだけには言われたくねぇぞ、総司」

 

今度こそ小判を持ち帰ろうとしたその時、芹沢さんが欲張り爺さん一家の元へ来てしまいました。

 

芹沢「俺の時だけ手を抜きおって!」

 

また殴られる龍之介(もうこれ何回目?w
怒った芹沢さんは臼を燃やしてしまいました。

残った灰の処理を龍之介に押し付け、芹沢さんが帰った後、灰が風で飛んで枯れ木にかかると、見事な花が咲きました。本来では枯れ木に満開の花が咲いて、偶然通りかかった大名が、その花を見て褒美をくれる、筈なのですが…。

撒くときに口に灰が入るのが嫌だからと、決め台詞は龍之介に譲るという土方さん。w

「枯れ木に花を咲かせましょう」と口に灰が入りながらも決め台詞を言う龍之介。その後、見事に花が咲き、それを見た大名から褒美をもらった、欲張り爺さんとその居候たちなのでした。

そしておじいさんの元へ戻った龍之介は…

 

芹沢「ええい!この駄犬めが!!やつらにばかり大金をくれてやるとは(怒」

 

結局最初から最後まで殴られっぱなしなのでした。

めでたし、めでたし…?

 

てな、感じで、龍之介は現実に戻ったあとも、例の無実の罪で殴られるわけですが、もうね、このCDで龍之介が芹沢さんに何回殴られたか、数えてみるのも面白いかもしれません、ね……ははは。(とおめ

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