Bエンディング【NieR Replicant ver.1.22 プレイ記】#14
PS4版『NieR Replicant ver.1.22474487139…』2周目の感想続き。いよいよ魔王の城へ。追加シーンが多いので2周目も最後まで楽しめました。
※以下、ネタバレ注意
いよいよ魔王の城へ。
2周目なのでマモノたちの言葉がわかるのですが、どうやらマモノ=元人間にとって、ここは最後の砦。だから必死にニーアたちを襲ってきたんですね。
んで、そのピンチを救ってくれたのが仮面の国の王・カイザムでしたね。ここは何度見ても胸熱シーンだなァ。
今回はカイザムがその後どうなったのか、が描かれておりました。
なんだか狼と戦った時と状況が一緒なんだよなァ…。これは感情を持ってしまったレプリカントが悪いのか?それともゲシュタルト計画を考えた人間が悪いのか?
ぁぁぁ…(涙
見事な相打ち。なんだかフィーアの仇のために、あの狼の命を奪ったことの代償にも思える。彼らはレプリカントだから魂は無く、死の先にあるのは無なんだろうけど、カイザムの想いはフィーアに届いて欲しい、そう思いました。
一方、魔王ことゲシュタルト・ニーアの目的はただ一つ。
ニーアの体を奪い、以前のように妹と一緒に暮らすこと。
だけど、その想いはレプリカント・ニーアも同じ。
最愛の妹を取り戻すために、レプリカント・ニーアとゲシュタルト・ニーアの戦いが始まります。
テュラン
「カイネ……おもしろいな。
お前の心の中は、実におもしろく進化した。
複雑怪奇だ。」
「憎しみでもなく、悲しみでもなく、
ただ白く光る波がさらさらと流れてくるぞ。
なんだ……この感情は?!」
カイネ
「わからないか?テュラン。
私はさまざまな“声”を聞いてきた。
その過程で、同情も、恐怖も、憎悪も、経験した。」
「私は知っている!私は汚れている!
私は間違ってる!私は呪われている!」
「だが、あいつはそんな私を受け入れてくれた……
赦してくれた!」
テュラン
「あいつのために…。か?」
カイネ
「この狂った世界で過ごす時間がまだ少しでもあるのなら……
奴の刃になって死んでやる!」
この言葉を聞いた時、きっとエミールも同じ気持ちだったに違いないと思いました。だから、あそこで命をかけてくれたのだと…。
うんうん。お兄ちゃんの言いたいことはわかるよ。自分たちのカラダを横取りされたから奪い返したいだけだもんね…。
だけど、妹はこのカラダは新しい宿主に譲るべきだ、って思ったんだね…。
1000年も待ったのに、この結末は何度見ても悲しいな…。
そして魔王を倒してBエンディングへ…。
「ヨナ……」
「辛い思いしか、させてやれなかった。」
「おまえを、救ってやる事が……出来なかった。」
「ごめ……こんな……にいちゃんで……ごめんな……」
Aエンディングでレプリカントニーアが少年時代に戻ってたけど、今回はこっちのニーアが少年に戻ってますね。
お兄ちゃんにとっては望んだ結末じゃなかったと思うけど、兄と妹の絆はあの頃から何も変わってなかった。ヨナにとっては、大好きなお兄ちゃんがずっとそばに居てくれたことが嬉しかったし、それで充分幸せだったのでしょう。
そして、エンドロール後、もう一つのエンディングが…。
エミール!生きてたッ!!
なるほど、これで『NieR:Automata』に繋がるのか!w
エミールって意外とポジティブだよねw
ニーアやカイネといった仲間の存在がそうさせるのかもしれないけど。
シロはもう居ないんだよなァ…と思うと、真実を告げるべきかどうか複雑な気持ちになりました…。
ということで、Bエンド終了。
もう武器は全て揃えてあるので、近いうちにCエンディングを目指して3周目もプレイしたいと思います。
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