忠誠のケルベロス【NieR Replicant ver.1.22 プレイ記】#13

PS4版『NieR Replicant ver.1.22474487139…』2周目の感想続き。争いは悲しみを生むだけ。忠誠のケルベロスの真相が明らかに。

※以下、ネタバレ注意

次は仮面の国で行われた結婚式のイベント。
フィーアを襲った狼たちの真相が明らかになります。

狼のリーダーであるこのマモノは、どうやら人間と争う気は元々無かったようです。

しかし・・・

リーダーの想いも虚しく、狼たちと仮面の国の人々との間に生まれた亀裂は、国王の結婚式を機に決定的なものになってしまいました。仮面の国の人々が餓えた狼たちの被害に遭っていたのは事実だけど、だからと言って“個体”を無視して狼の群を襲う必要は本当にあったのだろうか?リーダーのような考え方を持つ狼もいたはずなのに。

多くの仲間を失ったリーダーは、ついに人間たちに復讐を誓います。

そして・・・

リーダーの怒りの矛先は、寄りにもよって何の罪のないフィーアに向けられてしまったのでした。

これもまた、“個人”を無視して人間というくくりだけで見てしまったことによる悲劇だと思います。言葉が通じないから余計に和解の道はありえない。こうして戦争ってのは起こっていくんだなァと。。。

その後も復讐の連鎖は続き、ニーアたちは王と共に狼たちの元へ向かうのですが・・・

ここで水を差すような選択肢を出すなァァ!!ww

私が変なところでポポルのところへ寄り道して、イベントの順番を変にしちゃったのがいけないんだけどサァ。流石にロボット山に行くのはこのタイミングじゃないだろうww

…ということで、続けますw

復讐の連鎖はこれで終わったけど、何とも言えない悲しい結末。どちらも被害者でもあり加害者でもある。まさに戦争。最終的には狼の住処を奪った人間に非があるんだろうけど、だけどその代償としてフィーアが犠牲になるってのも違う気がする。てか、違うと思う。

実はこのマモノの狼は、元は普通の飼い犬で、ゲシュタルト計画の時に飼い主のおじいさんが、老い先短い自分ではなく、このコを計画に参加させて延命を願ったということらしい。だから冒頭で人間たちのことを信じてたんですね。

あと、おじいさんの気持ちも凄くわかりますね。おじいさんにとって、このコは大事な大事な家族だったんでしょうね。

だけど、最期は信じてた人間に裏切られて殺されたと思うと…本作の中で一番悲しく切ないお話でした。。。

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