正義のヒロイン、シリ【ウィッチャー3 プレイ記】#24

※このゲームは、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。

メインクエスト「家庭の事情」完結へ。男爵とシリは馬レースで勝負することになったのですが、そこへバシリスクの襲撃を受けてしまい…果たしてシリたちの運命は!?

 

 

(以下、ネタバレ注意)

 

 

男爵とシリはバシリスクに戦いを挑もうとするものの、男爵がバシリスクに連れ去られてしまいました。塔の天辺に連れて行かれても必死に抵抗している男爵を見ていると、クズ野郎でも、やはりどこか憎めない感じがしますw

 

そこへ正義のヒロイン、シリ登場。バシリスクを仕留めて、男爵は無事救出されたのでした。

 

男爵「出て行くことはない。いい仲間もいる。いつも暖かく迎えてやれる」

シリ「行かなくちゃ」

シリ「幽鬼に追われてる。ワイルドハントよ。力を使ったのがバカだった。きっとかぎつけられたのね」

 

その後、元々追われる身だったシリは、周りの人間を傷つけないために男爵の元を去ることにしたようです。

 

男爵「それで… どこへいくつもりだ?」

シリ「まずは… ノヴィグラドへ。その後はわからない」

 

そうか、これでここからノヴィグラドに向かったのか。そこにはトリスが住んでるって言ってたし、シリの探してる女魔術師はトリスの方かもしれないなァ。

 

男爵「そう言ってシリが去った後は、空しさしか残らなかった」

 

シリと自分の娘を重ねてみていたのかもしれないなぁ。だから優しくしてくれたのかも。

 

ゲラルト「レダニア軍がポンター河を封鎖しているのに、シリをノヴィグラドへ行かせたのか」

男爵「シリは女魔術師を探していた。魔女を探すならノヴィグラドだ。それに、ただ放り出したわけじゃないぞ。通行証を渡した」

 

そう言うと、男爵はゲラルトさんにも通行証を渡してくれました。なんだ、ここでもゲットできるのか。まぁ、サイドクエストはやらないケースもあるからなァ。

 

ゲラルト「では、まだノヴィグラドにいるかもしれないな… 彼女を助けてくれて感謝する」

男爵「ああ… これで知りたかったことは聞いただろ、急ぐべきだ… だが… できるなら…」

男爵「アンナの元へ行きたい。解放して、連れ戻したい、自らの意志であそこにいるとは思えない」

ゲラルト「話を聞いてないようだな。沼地へ行くのは危険すぎる」

男爵「聞いたさ… だからお前の助けが要るんだ」

 

あぁ、もう〜しょうがないなァ。ここまで来たら最後まで助けてやろう。この家族の行く末も気になるしなァ。

 

そんな話をしていると、男爵の部屋にウーマと呼ばれている変わった生物が飛び込んできました。男爵がグウェントの賭けで手にいれた生物とのことで、ここで飼われてるみたいですが……見た感じあまり良い扱いを受けてないような(汗

ゲラルトさんが言うには、メダルが震えてるけど怪物には見えない、危険も感じないとのこと。この怪物、今は詳細が不明だけど、今後の物語で重要な役割を果たす生物らしいので、とりあえず覚えておこうかな、と。

 

再びクルックバック湿原へ

男爵を手助けするか否かは任意なので、ここから先はサイドクエスト扱いになります。ダウンウォレンで男爵と合流。男爵の部下たちとともにクルックバック湿原の孤児たちの家に向かいます。

 

「ああタマラ、愛しい娘よ!やっと戻って来たか!」

すると、そこには娘のタマラも来ていました。目的は同じのようです。男爵は娘との再会に喜びますが、娘は父親を拒絶。そりゃそうだ、私がタマラの立場だったら同じように一生許さないし、反省してると言われても信じないもん。てか、男爵は娘に嫌われてるという自覚がないのか?w

 

妖婆が送り込んだフィーンドとの戦いの後、家の中でアンナを見つけましたが、これまでの過酷な状況に加え、可愛がっていた孤児たちも妖婆に食べられてしまったようで(ナンテコッタイ!)、彼女の精神は既に崩壊していました。

 

ここで、妻を家に連れて帰るという男爵と、クソ親父なんかには絶対に渡したくないタマラは衝突。両者一歩も譲らない中、前回出会ったグラデンが、我々は〈永遠の炎〉協会としての使命があるから母親は連れていけないとタマラに忠告し、母親のことは父親に任せれば良いと言ってくれました。

 

タマラ「あの人が、母さんに何をしたか知らないくせに!」

グラデン「彼は変わったと言った。あの目は、自らの罪を深く悔いている者の目だ。彼に任せておけ。」

 

グラデンさん、いけすかねぇ奴かと思ったら、意外と見る目はあるようだ。ちょっと見直したw グラデンがそういうくらいだから、男爵は本当に反省してるんだと思うよ。うん。

男爵はアンナを癒しの力を持った世捨て人の元へ連れて行くことにしました。この世捨て人なら、心が壊れてしまったアンナを救えるかもしれないと信じて。

 

男爵「酒には近づかない。あの世捨て人を見つける。そして、妻が元に戻ったら、お前も探しに行く」

タマラ「誓えるの」

男爵「誓うとも。我が娘よ」

 

こうして、男爵は妻と共に世捨て人を探す旅に出て、タマラは引き続き〈永遠の炎〉の一員として生きていくことに。そして、ゲラルトさんも“人間同士の争いには関与しないウィッチャー”として、シリを探す旅を再開するのでした。

 

この後、人物事典でタマラの項目を読んでみたら、妻を治す旅に出る決意をした父親に対して「タマラは認めなかっただろうが、内心では父親のこの行動を喜んでいた」と書いてあって、この一家が失ったものは大きく沢山あったけど、またひとつの家族として一緒に過ごせる日が来るのかもしれないと思いました。

 

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