平和主義を貫いた結果【Detroit: Become Human 1周目ED感想】

前回ネタバレ無し感想を書いたので、今回は私が辿り着いたエンディングのネタバレあり感想を。

 

 

※以下、ネタバレ注意!
※あらすじは省いてるのでクリアした人向けです。

 

 

 

迎えたエンディングですが、初回は以下のようになりました。

 

コナー編【アンドロイドが覚醒した】

第29話『交わる運命』で、コナーを変異体にして「サイバーライフタワー」に潜入。

途中、相棒ハンクを人質に取られますが、直前の時点でハンクの好感度が友情未満だったので、平和デモ中のマーカスを助けたい一心でハンクを犠牲にしてしまいました(爆

ハンクが、これから死んだ息子に会いに行くんだ、と言い残しながら亡くなるのが切ない(見捨てたの私だけど・爆

でも、後から冷静に考えて、ハンクを助けることも出来たんじゃないか?と思って、クリア後にやり直してみたら・・・

ココ助けたら好感度めっちゃ上がるやんけ!w

一気に好感度『友情』になったので、あぁ、やっぱり試合は最後まで、諦めちゃダメだなって思いましたw

 

ちなみにハンクが生きてると、最後の最後にコナーと抱き合うシーンが追加されるんですね。アンドロイド嫌いだったハンクが、コナーを認めたのだと思うとグッとくるものがあります。

個人的には、今作の中ではコナーとハンクの凸凹王道コンビが一番好きでして、アンドロイドが自由に暮らせるようになったのなら、不摂生なハンクの面倒をコナーが見てあげて欲しいなぁとも思ったりw

クリア後の世界でも名コンビで居て欲しいなぁと思いました。

 

カーラ編【カーラとアリスは国境を越えた】

実は、第29話『交わる運命』で、ルーサーを見殺しにしてしまいました(またかw

この時もアリスを守らなきゃ!って一心だったんだよね。。。いやぁ、このゲームは、人間性を試される選択肢が多くて、いろいろ考えさせられますわ。

なので、カーラとアリスで国境越えを目指す訳ですが、バスに乗るまで心臓ドキドキしっぱなしでした。コナー・マーカス編もだけど、皆、死ぬな、死ぬなよ!?って気持ちで、いっぱいいっぱいだったから。

バスのチケットを持ち主に返すか否かの選択では、心の中で何度も謝りながら返しませんでした。カーラ編では、なるべく、法を犯したくない気持ちで進めてきましたから、バスのチケットを盗んだ時は罪悪感でいっぱいに。ゲームだけど、こういうのはリアルに感じちゃう。

入国審査の時は、ジェリーを犠牲にするか一瞬迷いましたが(ここまで来たら生き残ることしか考えてないw)ええい!もう、なるようになれィ!!という気持ちで、『誰も犠牲にしない』を選択したら、マーカスの起こした平和デモの中継を見たガードが、2人を見逃してくれるという展開が胸熱でした。

これはマーカスの想いが、人間に通じた瞬間でもありました。
マーカス、ありがとう・・・!

 

んで、クリア後に他の分岐もいろいろ試して、コナー編でハンクを救うことが可能だったので、この状態でルーサーも助ければ、真のグッドエンドになる筈ということで、第29話からやり直して3人での国境越えにも成功。

途中、ルーサーがビクビクしてるからさ、この選択肢で一回成功してるんだ!黙って付いて来い!って気持ちでプレイしてましたw

なんか今思えば、タイムリープした気分でしたw

 

あと、カーラ編は分岐が多いので他にもいろいろ試してたんですけど、バス乗り場でウロウロしてたら、なんとアリスの父親トッドと再会!

アリスの真相とかトッドの気持ちとか聞いてたら切なくなりましたが、最後に和解できたので、トッドを生かしておいて、良かったなぁと思いました。

 

マーカス編【アンドロイドが一時的に自由を手に入れた】

直前まで世論の評価が『無関心』だったので、平和デモを選んだのは最後の賭けでした。こちらも、ひとつひとつの行動に、心臓ドキドキしっぱなしでした。何とか最後まで平和主義を貫いたことで、世論から支持を得る事が出来、人間との共存への道を開いたエンディングだったので、これが、一番グッドエンドってことで良いのかな。

見た目に反して意外と優しいマーカス自身は、あまりリーダータイプじゃないと思うけど、カールの教えを一生懸命実行しようとしてる生き方が、魅力的で良かったと思います。ということで、一応、初回プレイで、主人公3人生存エンドだったので、気持ちよく終わる事ができました。

あと、クリア後の仕掛けも凝ってて流石だなと思いました。私自身もあのエンディングを見たら・・・クロエを解放しない訳にはいきません。ということで、解放してあげたんですが・・・ちょっとメニュー画面が寂しくなっちゃった・・・orz

 

*・*・*

 

気付けば、全てのアンドロイドに感情移入していました。

こんな立派な『感情』や『心』というものを持たれたら、ただの機械ではなく、生命体として見てしまう。

カーラとマーカスは変異体になったのを機に一気に人間らしくなった感じだけど、コナーは、今振り返ってみると意外と、変異体になる前から、人間っぽかったかもしれない。自分を変異体と認めたくないという考えそのものが、頑固という立派な感情であり心だからね。

自分はコナーが一番好きなんだけど、コナーだけ徐々に変化していく感じで描かれていたから、一番興味深いアンドロイドになったのかもしれない。

感情を持ったアンドロイドというテーマに惹かれて(『NieR:Automata』プレイ済みで、更に仮面ライダードライブを観た後だから余計に・笑)手に取ったゲームだったけど、非常にストーリーが素晴らしくて、またアドベンチャーゲームとしても素晴らしくて、これもまた出会えて良かった1本になりました。

 

最近のPS4ゲームは、良作が多くて嬉しい!

 

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