映画好きにもオススメなゲーム【Detroit: Become Human】

本作は『HEAVY RAIN』を制作したフランスのゲーム会社の新作なのですが、体験版をプレイしたら1話(※)の全結末を回収するほど凄く面白かったので、製品版も購入して最後まで一気にプレイしてしまいました。

※体験版では、製品版の1話に当たる部分をプレイできます。

■『Detroit: Become Human』公式サイト
https://www.jp.playstation.com/games/detroit-become-human/

 

これはおススメのゲームですよ!
ということで、以下、ネタバレなし感想(長文)。

 

 

 

舞台は、人工知能やロボット工学が高度に発展を遂げた2038年のデトロイト

主人公は、人間の道具として作られた3体のアンドロイドで、
各々の物語が交互に展開していき、
選んだ選択肢(行動)によって、エンディングが変わります。

本作はストーリーメインのアドベンチャーゲームで、グラフィックも物語も映画のような作りになっており、難易度も選べるので普段ゲームをやらない人でも、洋画が好きな人なら楽しめるんじゃないだろうか、と思う。

ちなみに、自分はゲーマーなので普通の難易度でプレイしたんですが・・・

PS4のコントローラー(DUALSHOCK 4)の活用っぷりが凄いことッ!w

今迄プレイしてきたゲームだと、選択肢を○ボタンで選んで…って感じでしたけど、
この作品では、スティック、各ボタンはもちろん、タッチパッド、モーションセンサーも使用します。

ここまで、DUALSHOCK 4 の機能を活かしたゲームは久しぶり・・・というか初めてカモw

QTE(クイックタイマーイベント)も臨場感があったので、
見せ方は映画みたいなゲームだけど、ちゃんと“ゲームをプレイしてる”感じがしました。
…FF15のQTEは、ただのお飾りだったからな(ボソッ

アドベンチャーゲームの面白いところって、映画・ドラマ・アニメ・小説等のメディアと違って、自分自身が物語に介入できるところなんですよね。自分の選択肢で結末が変わるわけですから。このゲームは、その辺を極めてると思います。だから余計に面白いのかも。

 

【主人公:カーラ】

家事に特化したアンドロイド。最初は父子家庭の家で家事をこなしていたが、父親に虐待されている娘アリスを見て、“変異体”(感情を持ったアンドロイド)になる。

メインストーリーは、アリスとの逃亡劇。幼いアリスを守るために、真の母性本能に目覚めたカーラが可愛い可愛い。

ちなみに、序盤で黙々と家事をこなす彼女を見ていたら、こんなアンドロイドだったら、我が家にも一体欲しいなと思いましたw

家事はホントにメンドクサイッ!(爆

 

【主人公:マーカス】

車椅子生活の有名画家カールが所有するアンドロイド。カールはマーカスのことを機械ではなく人間のように接しており、まさに親子のような関係だったのだが・・・とある事件をキッカケにマーカスは“変異体”に。

変異体になった後、主人の元を離れたマーカスは、アンドロイドの自由を目指した革命軍のリーダーになります。

カーラの居た家庭とは正反対で恵まれた環境だった故に、その生活がいつまでも続いて欲しかったのですが、残念ながら事件は起きてしまいます。

 

【主人公:コナー】

“変異体”捜査のスペシャリスト・アンドロイド。つまり、カーラやマーカスを追う立場のアンドロイド。なので、カーラやマーカスに感情移入してると、ちょっと複雑な気持ちになってきます。ちなみに自分はコナーが一番好きなので、余計複雑な気持ちにw

序盤では、優等生アンドロイドといった感じですが、選択肢次第では、彼のプログラムにも異常の兆候が・・・彼が、“機械”のまま生きるのか、それとも“変異体”になるのかは、プレイヤーの選択次第という存在。

メインストーリーでは、アンドロイド嫌いの刑事ハンクとコンビを組んで、“変異体”事件を追う事になるのですが、この凸凹コンビが凄くお気に入り。もう、この2人だけで連続ドラマ1本作れそうな感じで、マジでスピンオフ作品とか作って欲しいカモ。そう願ってしまうくらい、大好きなコンビです。

あと、1話(体験版)で判明しますが、コナーの能力がとにかく凄いんですよ。もう、刑事も鑑識も要らないじゃんって思ったw

ということで、ゲーム的にはコナーの捜査パートが一番面白かったです。

ちなみに、コナーとハンクのコンビをもっと見ていたかったなぁということで、只今2周目をプレイ中なのですが、乙女ゲームみたいに既読スキップできないのが、ちょっと面倒。でも、分岐の数はとにかく凄いので、何周も遊べるのも◎

 

©2018 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Quantic Dream.

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