DVD『ミュージカル 薄桜鬼 斎藤一 篇』感想

DVD「ミュージカル 薄桜鬼 斎藤一 篇」

二次元の実写化は微妙なものが多いので、歓迎派ではないのですがね、以前、公式のダイジェスト映像を見たら、完成度が予想してたよりも良くて買ってみることにしたのですよ。

 

ストーリーは、斎藤さんが試衛館を訪れる場面からラスボス風間との戦いまで。斎藤ルートをベースにしつつ、演出の都合上、多少アレンジしてる感じ。

やっぱ原作知ってると、鬼一族の設定やら性格付けやら、気になる部分は、ちょいちょいあるんですけれども(苦笑)原作と切り離して観れば、アリだと思います。ストーリー的には、上手くまとまってて面白かったです。

 

てか、こういうのって、役者目当てで見てる人も居るんですよね?序盤の展開がかなり早かったけど、初見の人は話を理解出来てるのかなぁ、とちょっと疑問に思った。(^ω^三^ω^)

役者さんに関しては…ごめんなさい、私、全く知らないんですけれども、皆さん、原作をよく研究してるなぁというのは凄く伝わってきました。三馬鹿なんて、揃うと本当に薄桜鬼の「三馬鹿」の雰囲気がちゃんと出てたし、中でも平助くん役の人が声も似てたから、そっくりだった!

 

あと、副長!矢崎副長!!
みきしん演じる土方副長を見事に再現してたと思う。

私より年下なのにね、ちゃんと副長の貫禄出てたし…薄桜鬼の副長は、みきしん以外認めないと思ってたのに悔しいです(笑

矢崎副長で「土方歳三 篇」やって頂けませんかね?(^ω^三^ω^)
彼にだったら、薄桜鬼の副長を任せられると思う。

…って私、何様?w 土方クラスタなんで、土方役にはウルサイですよ?w

 

沖田くんも喋り方とか、よく研究してるなぁと感じました。薄桜鬼の沖田くんらしさがちゃんと出てました。

あと千鶴ちゃんもリアル「千鶴ちゃん」って感じがしたんですよ。千鶴ちゃんが存在してたら、あんな感じだろうな、って。噂で聞いてたけど、歌が一番上手かったです。安定してるので安心して聴ける。

斎藤さんと風間に関しては、それぞれの役者さんならではの「斎藤」と「風間」が居た、って感じでしょうか。原作とは次元が違うのだから、これはこれでアリでしょう。

てか、原作の斎藤さん寡黙だし。叫ばないし。
でも、それだと舞台成り立たないし。w

風間も、俺様なのに嫌いになれない、あの感じをだせるのは、ツダケン・マジックなんだな、と薄ミュ見て思った。w

薄ミュでは、源さんが完全お笑い要員になっており(笑)、原作とは全く違うタイプの癒し系キャラになってるので、ここだけは薄ミュ・オリジナルキャラとして完全に切り離して考えた方が良さそうです。w

 

今回はミュージカルだった訳だけども・・・先日観に行った「オリビアを聴きながら」みたいな形式なら、違和感を感じないんだけども、やっぱなぁ、場面と曲によっては、違和感感じちゃうなぁと(苦笑

みんなが戦ってるバックで、千鶴が挿入歌的な感じで歌ってるのは、すごく良かったんだけど、完全に台詞を歌に乗せちゃってるのは・・・う〜ん、やっぱ慣れないなあ。いや、慣れないというより、普通に言葉で聞きたいって思っちゃう派。

でも、ヤイサ!ヤイサ!はカッコ良かったです!
あれは癖になりますね。w

でも、歌唄いながら殺陣とか凄い大変だろうなぁ。
斎藤役の松田くん、終始めっちゃ汗だくだったよ。

 

まぁ、なんだかんだ言ったけど、全体的には良かったと思います。
てか、矢崎副長がカッコ良過ぎて・・・!(>ω<)

そういえば、薄ミュ視聴中に母が私の部屋を覗いてきて、
「それ新選組?ミュージカルなの?カッコいいじゃん」
と言って去っていきました。(((; ・`ω・´)))

薄桜鬼は普通の新選組じゃないから、あんまり観られたくないんだよなぁ(苦笑

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