芹沢ルート感想【薄桜鬼 黎明録 プレイ記】#6
芹沢ルート、クリアーしました。
このルートをプレイしたお陰で、今まで厄介者でしかなかった「芹沢鴨」という人物の見方が変わってしまいましたよ。(本編の風間の時もそうだったんだよな・・・)
「芹沢鴨」を単なる悪人で終わらせなかった「薄桜鬼」って良いゲームだなって改めて思いました。
※以下、ネタバレ。
芹沢ルートということで、龍之介の立場もほぼ完全に芹沢派の人間になります。
ってことで、近藤派の人からはちょっと冷たくされたりして、プレイしてて寂しい気持ちになる場面が多々ありましたが。w
芹沢さんがどうして問題行動ばかり起こすのか、何故、土方さんに「鬼になれ」と言ったのか、土方ルートで何故自らお梅さんを斬ったのか、そして、何故自ら泥を被ることが出来るのか、このルートで全ての謎が明かされるということもあり、最後の最後にプレイして良かったなと思いました。
土方・沖田・斎藤・原田・藤堂ルートでは、問題行動ばかり起こす芹沢さんは「悪人」でしかなかったけど、このルートで本当に見方が変わってしまったよ。もう一回、全ルートプレイし直したら、また違った印象を持つと思う。
芹沢さんが暗殺された後、平間さんと共に水戸に逃げ延びた龍之介。そんな彼の夢に現れた芹沢さんのシーンには思わず涙してしまいました・・・(;;)まさか芹沢ルートで泣くと思ってなかったよ。(;;)てか、こりゃもう親子の会話だよ(;;)
原田が「兄貴」、平助・山崎が「友達」なら、芹沢さんは「親父」ですね。
芹沢さんが作り上げた浪士組を彼の代わりに最期まで見届ける為、龍之介は影から新選組を追いかけることになるのですが、彼の視点から本編軸の新選組を見てて思いました。また本編プレイしたいな、と。黎明録をやるともう一回本編やりたくなるって言うけど、本当ですね。
元々、死病を患い余命残り少なかった芹沢さんが自ら悪役となることで、土方・近藤に託した「新選組」の物語をもう一度ちゃんと振り返りたくなりました。
ちなみに、この芹沢ルートは本編での風間ルートに繋がっております。
ってことで風間も出て来るんですけど、まさか風間に拾われて千鶴と同じ船で蝦夷に渡るとは思わなかったよ。てか、すごい近いところに居たのね、龍之介。
ということで、クリア後の十六夜挿話も、風間が千鶴を迎えに江戸に来た時のお話なんですが、診療所にド派手な着物の男が居る事に凄い違和感を覚えました。爆
駄目だよ〜なんか、ちー様が絡むと笑っちゃうんだけど。w
さっきの感動を返して〜!と思ったんだけど、w
最後の最後に千鶴が「新選組と過ごした思い出と共に西へ行く」という言葉に再び胸が締め付けられるのでした。(;;)
やっぱ、薄桜鬼は良いゲームです。黎明録で惚れ直した!
オトメイトさん、素晴らしいシナリオをありがとうございます!(><)