Aエンディング【NieR Replicant ver.1.22 プレイ記】#10

PS4版『NieR Replicant ver.1.22474487139…』の青年期篇の感想続き。ニーアたちはエミールを失った悲しみを乗り越えて、ヨナ、そして魔王が居る場所へ。

※以下、ネタバレ注意

ヨナちゃん、美人に成長してる!

そして魔王も成長しとる…。

5年前、容姿がニーアに似てると思ったけど、オープニングに居た新宿の兄ちゃんだったのね。新宿ニーアだけはゲシュタルト化しても精神崩壊を起こさなかったので、特殊機関からゲシュタルト計画に協力を要請されてたんだけど、何年経ってもヨナが救えないから勝手に行動を起こした…ってことらしい。

魔王と決着をつけるべく戦っていると、ヨナが目を覚まします。そして彼女が呼びかけた「おにいちゃん」はニーアの方ではありませんでした。

こっちのお兄ちゃんも妹を助けたくて、器であるヨナの肉体を奪い去ったのか。

妹の方がずっと冷静で精神年齢オトナじゃねぇかよ。ニーアたちのことを人間モドキで魂の器扱いしてたけど、器だけでも、これだけ感情が芽生えてしまったら、、、『Detroit: Become Human』と同じで、ひとつの個体…りっぱな命だと思うんですよね。

この肉体をヨナに、ニーアに返すってことは、自分は消えなきゃいけない。辛い選択だが、他人の幸せを奪ってまで生きる方が、この妹にとっては辛かったのかもしれない。

妹を失ったお兄ちゃんこと魔王は、もちろんそれで納得する筈がなく戦闘再開。

「おまえの悲しみが判るだなんて、
 そんな都合のいい事は言わない。
 俺はただ、仲間と妹を守るだけだ。」

シロの力もこれまでの戦いでのダメージで限界に来ていたようです…

ここ、めっちゃ好き。

そして相棒を失った喪失感を感じるのは、大神プレイ以来かもしれない。特にニーアとシロは5年も一緒に居たんだもの…。そりゃ絶対的な絆も芽生えるでしょ。

最後はニーアだけの力で魔王にトドメを刺しました。

ニーアの必死の呼びかけに目を覚ましたヨナ。ヨナの精神は5年前で止まってたんですね…自分の体が大きくなってたら、そりゃビックリするわな。

オトナの人みたい…って、オトナなんですけどねw

ヨナちゃんも美人に成長してて、ちょっと胸キュンしてしまいましたよ。女の私からみても凄く可愛くて。

仲間で生き残ったのカイネだけか…。そのカイネも去ってしまうし、なんか寂しい。マモノ憑きとして、マモノの正体が人間の成れの果てと分かって、何か思うことがあるのだろうか…。

てか、魔王は倒したけどマモノが全て消えた訳じゃないよな??

どちらの兄弟も過酷な運命から解放されたかのように、比較的平和に終わったけど・・・なるほど、「ゲシュタルト計画」をニーアが阻止しちゃったから、結局、ホンモノの人類は蘇ることが出来なくなってしまったのですね。

まぁ、面倒を他人(レプリカントやアンドロイド)に押し付けて、事が済んだら戻ってくるなんて都合良すぎるというか、でもその考え方が人間らしいというか(苦笑)。今回はレプリカントやアンドロイドに感情が芽生えてしまったのが敗因であり、人間が地球上の支配権(生活権)を手放した時点で、人類が戻ってくる場所なんて無かったのかもしれません。

ところで・・・

カイネさんが意味深なことを残して去って行ったからねぇ…ということで、次回からは2周目のカイネ編に突入です。

ちなみに、1周目のプレイ時間は36時間でした。

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