成り上がりの果て【龍が如く7 プレイ記】#48 END

いよいよ最終章「第十五章 成り上がりの果て」へ。

※以下、ネタバレ注意

いよいよ最後の戦いへ。
内容はあらすじに全て集約されてるので、印象に残ったシーンを振り返っていきます。

最終決戦に挑む前。ここにきて、まさかの伊達さん登場。
これは全然予想していませんでした。

このシーンだけのためにボイス録ってるのかと思うと、それも凄い。
素晴らしい友情出演でした。

神室町で、7人でカラオケに行ったら、人数分キッチリ料金取られました。
2曲しか歌えないのにw(全員分、歌わせてよ!)

ただ個室に7人揃ってる絵面は良かったです。
これぞカラオケって感じで。

親の仇・天童との対決へ。
強さ的なことを言ったら、実質コイツがラスボスみたいなもんです。
とにかく硬かった!という印象が…。

天童Lv.60に対して、こちらはLv.56でした。
普段、別のRPGだったら敵よりもレベル高めにして挑むことが多いのですが、龍7に関しては、敢えて格上の相手に挑む感じでプレイしていたように思います。

春日たちの罠によって、一晩で全てを失ってしまった青木遼。
荒川組事務所に辿り着いた青木が見たものは…

これ見た瞬間、あ、春日たちは一芝居打ってるんだなと直ぐに分かりました。
さっきまでお互いに“上裸で殴り合ってた”わけですからね。

これ見た時、一瞬、さっき一生懸命倒した天童は影武者だったのか!?と勘違いしそうになりましたけど、正しくは、前回のビル爆破で青木に使い捨てにされそうになったミラーフェイスが、仕返しのために春日に協力してくれた、ってことですね。気絶してるのが本物の天童で、服を着てる方がミラーフェイス天童です。

春日は一度どん底に落ちたけど、地道に這い上がった結果、素敵な仲間たちがたくさん出来た。一方、青木は権力に執着するあまり、信頼できる人間が誰も居なくなってしまった(この辺はちょっと龍3の峯っぽいかも)。峯と違うのは、青木遼、いや荒川真斗のことを想ってくれてた人は少なからずいたのに、その人たちですら受け入れず自ら遠ざけてしまった。他人を大事に出来ない人なので、ミラーフェイスに裏切られるのも因果応報って感じです。

だけど、まだひとりだけ、荒川真斗のことを本気で想ってくれてる人は居る。そう、春日一番である。

ラストバトルは荒川真斗とのサシでの勝負。
しかし元々、真斗は戦闘員ではないため、シリーズ最弱のラスボスとなりました。

でも、これまでの二人の因縁を思うと、お互いに内に抱えて戦ってるものは熱いものがあります。

春日が一生懸命、真斗を説得するのは、春日にとって真斗が人生“最初の友達”であると同時に、残された“最後の家族”だから。

疑似家族的組織であるヤクザを題材にした作品の中で、本当の家族について語られるとは…。本当の家族とは何なのか?が、この一番の台詞に集約されてて、このシナリオ凄いな、と感じました。家族を繋ぎとめてるものは血でもなく、盃でもない、心なんだと。

ついに春日の想いが真斗の心に届き、全ての罪を認め自首する決意をするのだが・・・

この直後、突然現れた久米の凶行によって、真斗は亡くなってしまいます(久米、貴様…ッ!!(#゚Д゚)ゴルァ!!

しかし、久米も青木に良いように利用されていたのは事実。これも因果応報なのか。久米はその場を逃走してしまったので、逮捕されたのかどうかは結局分からず終いです。久米の豹変ぷっりも不気味だったので、さらなる事件を起こさなければ良いのだけれど(てか自首しろ!

ちなみにこの時、真斗は春日に何か言い残すのですが、それはこの時点では明かされません。一体、何と言ったのか?気になりながらも引き続きエンディングを見届けます。

*・*・*

余談ですが、少し前に『竜の道』というドラマが最終回を迎えました(親が見てるので自分もたまたま見てた)が最後のシーンは、龍7のこのシーンを真っ先に思い出しました(次点でジェットマンの最終回ですw)。両親を死に追いやった大企業の社長に復讐を誓う双子の兄弟の話で、復讐のために裏の道を歩み続けた兄の方は、過去に見殺しにした男性の息子に刺殺されてしまう、というラストでした。んで何が言いたいかというと、基本的に散々悪いことをした人間は幸せにはなれないってことです。必ず報いを受けます。RDR1やRDR2もそうだったし。

なので、このドラマの主人公の一人が刺殺されてしまうこと自体は納得してるのですが、残された弟や妹が兄の死を知った時の気持ちを考えると切なくて切なくて…。

最近はどんな作品や実際の事件でも、死した本人よりも、残された者たちの気持ちを考えることが多くなりました。死んだらそこで終わりだけど、残された者の苦しみ・悲しみは生きてる限り続くから。本当に辛いと思う。

*・*・*

話を龍7に戻して……

たくさんの仲間は得たけど、唯一の家族を失ってしまった春日は、その思いを胸に今後はどんな人生を歩んで行くんでしょうか?春日の今後にも非常に興味があります。

ほう?こっちの日本では終身刑があるんだな。
フィクションの要素を強くするためかな。

極以来の兄さんの喪服姿////

(注:龍3までしかプレイしてないので、龍4〜6であったらスマン)

普段あんな格好だからサぁ(ヘビ柄も好きだけど。私の持ち物もヘビ柄にしちゃうくらい好きだけど)、そんな人がたまにスーツをビシっと決めてるとキュンキュンしちゃう(ギャップ萌え万歳

春日が異人町を出て行ってしまうのではないかと心配そうに見守る二人。

なんだよ、もう////
春日のこと凄い好きじゃん、この二人。
次回作も続投で良いじゃん、この二人。

今後は神室町じゃなくて異人町がメインになるのだろうか?

真斗の最期の言葉を思い出す春日。それは・・・

…ッ!!°・(*ノД`)・°

真斗の最後の優しさにグッときた。ちょっと泣いた。
この瞬間だけ、やっと、まともな人間に戻れたんだと思った。

ということで、春日一番の最初の物語は、これにて終了。

東城会や近江連合は無くなり、
桐生チャンは影の世界へ戻り、
真島の兄さんたちは蒼天掘へ行き、

これで世代交代も済み、新しい物語を始める土台は出来たと思います。
春日一番の物語が引き続き「龍8」へと続いていくよう期待しながら、龍7プレイ記もこれにて終了したいと思います。

最後にクリアまでのプレイ時間は76時間でした。
てかクリアしたの3月だったんだね。
プレイ記を書くのダラダラし過ぎたわ(反省

龍7面白かったです。
今思い出しても、若の最期の言葉はちょっとウルっとしちゃう。

これもまた心に残る作品になりました。
ありがとうございました。

©SEGA

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