真島吾朗の生き様【龍が如く極2 プレイ記】#2

今回は『龍が如く 極2』の追加シナリオである『真島編』をクリアしたので、その感想を。

真島編はメインストーリーを攻略していくことで、随時解放されていきます。真島編は、あくまでもオマケ要素なので全部で三章と短めですが、本編での真島組は何故東城会を離れていたのか、その真相がここで明らかになります。

また、『龍が如く0』に出て来たマキムラマコトとの再会も描かれているので、先に『龍が如く0』の内容を知っていると、より楽しめるかと思います。

 

真島編では、真島組組長である真島吾朗が主人公になります。

以下、本編(桐生さん)との違い。

・ステータス強化などの成長要素はナシ(最初から強い)

・装備品や達成目録もナシ(武器は鬼炎のドス固定)

・飲食店で食事はできるがHP回復のみ(経験値は得られない)

・自販機の利用はできない

・セーブデータは本編とは別枠でクリアデータ作成はナシ

・個室ビデオ店、グラビア撮影以外のミニゲームは大体遊べる

・カラオケは持ち歌のみ遊べる(合いの手ナシVer.)

 

基本的に、龍が如くシリーズの主人公は『現在はカタギであること』が条件としてあるようなので、組長としての真島さんを操作できるのは今作と『龍が如く OF THE END』くらいじゃなかろうか?そういう意味では、遊べる要素に制限はあるものの真島ファンにとっては貴重な体験ができるゲームだと思います。

真島さんの戦闘スタイルは、鬼炎のドスを使った「嶋野の狂犬スタイル」のみ。なので、桐生さんみたいに武器や物を拾ったり、投げたりすることもできず、少々戦い方が単調になってしまいますが、桐生さんとは全く違うスピード感溢れるバトルを楽しむことができます。

実際に真島編をプレイしてみたところ、凄く爽快感があるので、個人的には桐生さんより真島さんのバトルスタイルの方が性に合ってましたw ダンススタイルっぽい技も出せるので複数人に囲まれた時でも強さを発揮するんだよね。てか、どういう運動神経をしてるんだッ!?って感じw 桐生さんもよくこんな人と何度も戦えるなぁと逆に感心してしまいましたわw

これはこれでなかなか楽しめたけど、戦闘に関しては、ガッツリ真島さんを操作したいなら『龍が如く0』をやれって感じかな、うん。

 

 

ここから以下は、ストーリー感想です。ネタバレ注意!

 

 

第一章 東城会改革

五代目会長・寺田は、東城会の若頭候補を上納金の金額で決めようとしていた。現状、上納金の金額が一番多いのは植松組組長の植松。次期若頭が彼に決まりかけた時、真島は大量の札束を持って現れ、それを阻止するのであった。

*この時は直系になったばかりだからか、真島の兄さんはスーツ持ってなかったのかな?w 極道サイドからみても、見た目もやってることも、兄さんは異質な存在って気がするよ(褒めてます

*ちなみに上納金のグラフを見る限り真島組は殆ど納めておらず、やはりこれは寺田が気にくわないからなのかなぁとも思ったり。そこから大量の現金を持ってきて大逆転するんだから、この人の商才は侮れないよ。

 

神室町に戻ると、植松組らしき男達に真島組事務所が襲撃されてしまう。そこで真島は単身で植松組の事務所に乗り込むが、そこに居たのは変わり果てた植松組長の姿だった…。

 

第二章 帰還

飯渕組組長の飯渕は、第一発見者である真島が植松を殺したのではないかと疑いをかける。そこで真島は自身に向けられた疑いを晴らすため、真相を求めて情報屋のサイの花屋の元へ。そこで見た映像には、真島組の若衆・川村涼太が植松組の事務所から出てくる姿が映っていたのだった。川村から話を聞くために、真島は彼を追って蒼天堀へ向かうこととなる。

「帰ってきてしもうたか……」

*18年前、蒼天堀という街に軟禁状態だった真島の兄さん。この一言から察するに、あれから一度も蒼天堀に来ることはなかったのかな…。

 

蒼天堀で、川村を知っている人物への聞き込みを続けた結果、真島は懐かしの「ほぐし快館」に辿り着く。爆発事件の後、リニューアルして営業を再開していたのだ。ほぐし快館の女性スタッフから、川村は一年前まではここの常連で、多額の借金を背負っていたこと、その借金を誰かに肩代わりしてもらい、その人と共に神室町に行くと話していたことを聞き出す。そして情報を得た真島は、そのまま店を出ようとするのだが・・・

「ええ!? せっかくなんで うちのマッサージ受けてくださいよ!」

情報提供してくれた女性スタッフの押しの強さに根負けして、施術してもらうことになったのだが……担当として彼の目の前に現れたのは、18年前の事件で自身が助けたマキムラマコトであった。

*神室町や蒼天堀っていうのはヤクザと繋がりのある街なので、商売人はそういう人たちを相手にするのは慣れてるのかもしれないが・・・半裸で眼帯、かつては抜身のナイフのような男だった真島の兄さん相手に強気に営業かける受付の女性スタッフさん強すぎるわw

 

第三章 嶋野の狂犬

マキムラマコトは結婚して「館山マコト」という名前になっていた。18年前、精神的ショックから盲目だった彼女は真島の顔は知らない。マコトは目の前に居るのが命の恩人だと気付かないまま、今は結婚して子供にも恵まれて幸せであること、名前も知らない命の恩人にお礼が言いたいから、再会を夢見てここで働き続けてること、思い出の腕時計のベルトがヨレてきたので交換したが、古い型のせいで元の色と同じものが見つからなかったことなどを語り、真島はそれをただひたすら黙って聞いていたのだった。

*当時、彼女に惚れていたけど、表の世界で幸せになって欲しいという願いから黙って身を引いた真島さん。声を出すと声色でバレてしまうから、徹底して喋らないところは漢だなぁと思いました(足ツボの時は可愛かったデスw)。眼帯を極力見せないようにしてるところもね…。てか、施術中の真島さんは素に戻ってたね。完全に18年前の真面目な真島さんだった。

*マコトに限らず、龍が如くの女性陣って美魔女か?ってくらい年月経っても、見た目そんなに変わってないんだけどサw マコトを演じた声優の沢城みゆきさんの若い時の声と今の声で変化をつけてるのがGJ!でしたね。あぁ、大人の女性になったんだなぁって感じられました。

 

ほぐし快館を出ると、キャバレー・グランドで働くアユミから電話がかかってきて、川村がグランドで近江連合の幹部を射殺したことを知る。現場に駆けつけると、川村は借金の肩代わりとして植松組長と近江連合の幹部、そして真島を殺すように命令されていたことを白状する。川村は、真島を殺せば全て終わり自由になれると信じていたが…、そこへ黒幕の飯渕が現れて川村は射殺されてしまう。飯渕は自身の理想実現のために、川村を利用して東西で戦争を起こそうとしていたのだった。

*川村くんの件に関しては、ただただ残念。美味しい話に騙されやがって!って感じです。組長の身の回りの世話を任せていたなだけに、真島さんも複雑な表情をしているのが印象的でした。てか、ほぐし快館以降の真島さんは素に戻ってると思いますね。あ、組長としてビシッと決める時は決めるんだ、カッコいい!と思いました。ふざけてる時と真面目な時のギャップが堪りません///

飯渕さんの演説が長い!w けど、CV.子安武人さんなので許す!ww DQ11のホメロスみたいな顔してるので、第一印象は性格悪そうだなぁと思ったら、本当に悪かったという。が、見た目に反して結構戦える系だったのは評価したい。真島VS飯渕の演出は凄くカッコ良かった!そして、ゼロ距離で弾丸避けたり、ドスで弾いたりする真島の兄さんはバケモノだと思いました(褒めてます

 

勝負後、飯渕は自害。事件解決後は寺田と共に近江連合本部に赴き、戦争回避のために真島は自身の組を解散させ東城会から足を洗い、真島建設を立ち上げるのであった。

*ここから新しい生活が始まると同時に、いつもの真島の兄さんに戻るわけですが、事件はとりあえず解決、寺田とは決別し、更にマコトは幸せになっていたのが分かったからなのか、清々しい良い表情をしてるんですよねw

*若干、真島さんの会社ならブラック企業でも入社しても良いかなと思わなくもないw

 

一方、マコトの方も新しい生活が始まろうとしていた。夫の仕事の都合で海外へ行くことになり、その行きの飛行機の中で、店を通じて受け取っていた送り主不明のプレゼントを開封する。すると、その中身は、過去に着けていたものと同様の腕時計のベルトだった。そして、そこで自分があの時に施術した相手が命の恩人だったことに気付くのであった。

*マコトが望んだ形ではなかったけど、命の恩人と再会出来ていたこと、思いの丈を伝えられたことで、彼女は彼女で心置きなく新しい生活を迎えられる、と…。てか、兄さん粋な計らいすぎるわ。この人、この後、本編で遊び半分な気持ちと勘だけで爆弾解体するんだけど、本当に同一人物なのかしら!?w いろんな顔を見せてくれる真島の兄さんは、本当に魅力的で飽きないキャラクターだなぁと思いました。うん。w

やっぱ大好きだわぁ、真島の兄さん。

©SEGA

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