隠し事は小舞でバレる!?【能楽観賞日記】#62
野村萬斎 狂言の夕べ 船橋公演
船橋市民文化ホール
2023年6月1日(木) 18:30開演
毎年演ってる公演らしいけど、私は今年初参加。解説の内藤さんが、2階席後方が空いてるので、来年、再来年はご家族友人お誘いの上、来てくださいね、と仰ってました。ホール公演は分かりやすい演目で解説付きが多いので、皆様も是非是非🤗
てか、内藤さんの解説初めて聞いたけど、結構流暢に喋るのね〜😳
話の締めで思わず「短くなりましたが、あ、長くなりましたが…😅💦」って言ってて可愛かったです🤭
狂言「隠狸」
太郎冠者:野村萬斎
主:野村裕基
後見:飯田豪
*・*・*
以前、万作さんの太郎冠者と萬斎さんの主人の組合せで観た演目。
裕基くんの主人はとてもフレッシュでした。以前観た『佐渡狐』でも思ったけど、隠し事を暴こうとする時のガチな顔付きが好きです🤭
あと、裕基くん、斜め後ろに居る師匠に対して頻繁にチラチラ目線向けてて(でも位置的に見えなくない?😅)、師匠と共演してる時の緊張感が伝わってきました😅
息合わせないといけないし、演じるの大変なのかな?😅💦
因みに前回は脇正面から観てたし、その時の主人役の推し様は、万作さんの相手役としてガチ狂言師モードでカッコ良かった!ってことが印象的だったんですけど、萬斎さんの太郎冠者は、万作さんに比べるとお調子者感が増してて可愛かったです🤭💕
前回も万作さんと萬斎さんの小舞が観れるなんて贅沢〜💕なんて思ってたけど、今回も親子揃っての、ええ声での小舞が堪能出来て良きでした。
そして、この小舞のくだりが『二人袴』との共通点になってることに気付いたのが今回の収穫です(笑)
太郎冠者が腰に付けた狸を覗く時、万作さんは目を丸くして愛嬌ある感じで見てたけど、推し様はちょっと顔を顰めて🤨って感じで見るのね。同じ演目でも、こういうところで役者の個性を感じるなァと思いました😌
あとこの日の推し様、前髪がふんわりモードで、イイ感じでした。しかも分け目からピヨ毛が…😂
前もホールで見た時、ふんわりピヨ毛がゆらゆらしてたけど、ホールだとピヨ毛が出やすいンですか?何なんですか?(可愛くてほっこり)🤣
狂言「二人袴」
聟:野村太一郎
舅:高野和憲
太郎冠者:月崎晴夫
親:石田幸雄
後見:中村修一
*・*・*
もうこの演目を観るのは何度目だろう?
ということで、こちらもあらすじは割愛します。
(前回の二人袴はコチラ↓)
二人袴は何度も観てますが、太一郎さんの聟は初めてで、新鮮でした✨
ヨチヨチ歩きが可愛いかった〜🤭
方向転換する時は、裕基くんや岡さんに比べるとソフトな感じで🤭
幸雄さんの親役がハマり役なので、親子のやり取り(特に後半)に笑った笑った🤣
舅役の高野さんの満面の笑みが、親子にとっては悪戯好きの悪魔に見えただろうな(笑)。いや、舅に悪気は全く無いんだけれども(笑)
舞台間近で観てて、太一郎さんも手が白くてキレイだなァと気付いたのが、新たな発見でした🤭
5月後半は、いろんなことがあったので、この日は18日ぶりの推し活で癒やされました。やっぱ狂言は楽しいですね。狂言は失敗しても許される優しい世界が広がってるので、大好きです🤗
▼前回の能楽鑑賞日記はコチラ