築いた信頼を失うのは一瞬【RDR2プレイ記】#37
※このゲームは、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
今回はチャプター6のメインストーリー「最愛の息子」「首長の息子」「最後の息子」の感想になります。
(以下、ネタバレ注意)
最愛の息子
当局の目をギャングから逸らすため、インディアンを利用しようと企むダッチは、“鷲の飛翔”を説得して軍の哨戒隊を襲撃するよう仕向ける。アーサーは反対するが、ダッチに言いくるめられて作戦に加担する羽目になってしまう。
兵士からの攻撃を受けたアーサーとダッチは、二人で逃げるが崖に追い込まれてしまう。そこで二人は、崖から飛び降り、川を泳いで逃げ切るのだった。
ここら辺のダッチの台詞は、前作でのダッチの最期と同じらしいですね。あと、今作はこういうシーンが多いので、アーサーが泳げて良かったなと思いました。ジョンだったら命がいくつあっても足りないw
首長の息子
ダッチの計画のせいで、反逆罪として“鷲の飛翔”は軍に捕まってしまった。アーサーとチャールズは、フォートウォレスに侵入し、軍から“鷲の飛翔”を救出するのだった。
フォートウォレスに向かう途中、アーサーはチャールズに病気のことを打ち明けるのだが、それを聞いたチャールズは「死期が分かっているだけ 幸運だ」という。確かにギャングという仕事柄、いつ命を落としてもおかしくない。今まで死んでいった仲間たちは、罪を償うこともなく逝ってしまった。そして、ジョンも『RDR』では・・・。
「幸運だよ マシなことをするチャンスが来たんだ」
何だか、チャールズなりの優しさを感じた。最後に良いことをしたからといって、全ての罪が許されるわけではないが、アーサーは最期に本来持って居た良心を取り戻して死ねるんだ。それに比べてダッチは・・・終盤の行いを見ていると、ただの偽善者だったんだなって思うよ。
最後の息子
“鷲の飛翔”が、仲間とともにキャンプにやってきた。石油目当てに仲間を殺そうとしたとして、これから襲撃のためにコーンウォール灯油タール精製所に向かうという。そこへ、父である”雨の到来”が息子を止めるために駆けつける。
“雨の到来”の話を聞いていると、彼も過去に戦っていろんなものを失った結果、平和に生きることを望んだんだよなぁ。てか、他にも兄弟がいたけど死んでしまって、“鷲の飛翔”が最後の息子なんだな。何が何でも守りたいわけだ。
しかし、親の心子知らずというべきか、“鷲の飛翔”は考えを変えず、そのまま工場へ向かってしまう。そして、ダッチとギャング達も”鷲の飛翔”を追い、彼らと共に軍との戦闘に赴くことに。
インディアンに工場を攻撃させたのはダッチの策略で、全てはダッチの計画通りだった。アーサーは一旦別行動をして“鷲の飛翔”を助けてから再びダッチと合流し、彼と共に執務室に潜入。お目当の数千ドルの州の債権を手に入れる。
しかし、執務室から逃げる途中で兵士がやって来て、アーサーだけが逃げ遅れてしまい、兵士に殺されそうになってしまう。兵士の突き出すナイフが迫る中、ダッチに助けを求めるのだが・・・ダッチは、そんなアーサーを見て見ぬ振りして立ち去ってしまう。
ダ、ダッチ、てめぇ!!!!!(怒
そうやって、ジョンのことも見捨てたんだなッ!?
今でも裏切られた時のアーサーの顔を思い出すと切なくなってしまう。
絶体絶命のアーサーを危機一髪で救ってくれたのは、“鷲の飛翔”だった。しかし、その直後に“鷲の飛翔”は銃で撃たれてしまう。
「お前には 何度も命を救われた… この命は お前のものだ…」
“鷲の飛翔”が良い人過ぎる。。・゚・(ノД`)・゚・。
最近出会ったばかりの彼がこんなに情に厚い人なのに対して、ダッチはずっと何年も苦楽を共にした仲間をあっさり見捨てるなんて、この薄情者ッ!!!!!
私だったら、ダッチを一生許さないんだけど。
どんなに長年連れ添っても、築いた信頼を失うのは一瞬なんだぜ?
アーサーはチャールズと共に、瀕死の“鷲の飛翔”を父親の元へ送り届ける。”雨の到来”には、こんなことになって申し訳ないと思うよ。
チャールズは、彼らを逃がすためにギャングを抜けて、彼らの元に残ることを決意する。アーサーも一緒に残ると申し出るが、チャールズは、アーサーを必要としている人が他にも居るという理由で、キャンプに戻るように促すのだった。
そしてキャンプに戻る途中、アーサーは酷く咳き込み倒れてしまう。そんな彼を助けてくれたのは、以前キャンプ候補地を探している時に出会ったドイツ人家族だった。意識が朦朧とする中、使命感にかられ出て行こうとするアーサー。気付くとアンズバーグの道端で倒れていたのだった。
キャンプに戻ると、おじさんや一部の女性陣の姿は消えていた。どうやら危機を察して逃げたらしい。ダッチは愚痴ってるが、はっきり言って逃げるのは正解である。というか、その言葉をそのままそっくり返してやりたい。ぐぬぬ。
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