今期のドラマ『ドクターX』が、過去最高に面白かった件

基本的に此処はゲーム日記ブログなのだが、ちょっと語りたい。
実は先日放送された「ドクターX」の最終回を見てから・・・

蜂須賀ロスなんだッ！！！！（爆w

ということで、米倉涼子さん主演の医療ドラマ「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜」については、10年も続いた人気作品なので、内容については今更説明する必要もないだろうってことで割愛しますが、、、

普段ドラマは殆ど見ないタイプなのですが、「ドクターX」は医療ドラマでありながら主人公がヒーロー的存在で、現代版の水戸黄門とも言われてる構成から何となく「安心して見れるドラマ」で好きなんですね。

んで、その最新シリーズが先日最終回を迎えたわけですが、敵対していた蜂須賀隆太郎が最後に善人になって終わるという初めてのパターンで、しかもその蜂須賀役を狂言師の野村萬斎さんが魅力的に演じるので、すっかり魅了されてしまったというわけです。

日テレのドラマ「35歳の少女」の時も柴咲コウさんと鈴木保奈美さんの演技に魅せられてしまって、毎週見てたんだけど、たまに俳優さんの演技そのものに魅了されてしまうことってあるんですね。そういえば「仮面ライダーアマゾン」もそうだったなァ…。んで今回は、それがたまたま野村萬斎さんだったということで、今回の件で絶対ファン増えたでしょ？だって私もこれから萬斎さんが出てる作品漁ろうかと思ってるもんw

まさか3次元で新キャラの蜂須賀ロスに陥るなんて自分でも予想外で、何だか作中にトンデモナイ時限爆弾を仕掛けてくれたな、って感じですw

これはもう永久保存版として円盤購入決定か？

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色気のある野村萬斎さんを堪能できて、スピンオフの「ドクターY」まで収録されてるので（加地先生も好きなのだ）気持ち的には買いかなと思ってます。てか特撮以外のドラマで円盤欲しいって思ったの初めてかもw

シリーズ初の恋愛要素

今作は、未知子の恋愛要素もシリーズで初めて取り入れると聞いて、恋愛ドラマでもないのにそういうのを無理やり入れるような展開は苦手なので、一匹狼の女医に恋人とか要らんでしょ。余計な展開は要らんよ。

…と思っていたのですが、、、

その相手がまさかの蜂須賀だったので（要潤さんが出てきた時、相手役はそっちかと思ったw）、ハッチだったら許せる！てか全然アリ！！と最終的に思えたのは、脚本、そして何より野村萬斎さんの役作りが良かったのだと思います。

結局、鈍感な未知子らしく肝心な所でタコすれ違いしちゃったけど、手術バカと感染バカの二人はとてもお似合いのカップルだったので、完全にくっつかなくても良いから、二人のやりとりをもっと見ていたかったなァ…。ということで、現在、蜂須賀ロスというか“はちみち”ロス？状態ですw

年齢的にオトナな恋愛になるかと思いきや、二人とも恋愛ウブな感じだったあたりもギャップ萌え効果で良かったし、それだけ医療一筋でやってきたんだなと感じられて良き展開でした。はい。

ちなみに、一通り振り返ってみて思ったのが、お寿司屋デートのシーンが一番好きかもです。この時は、何より二人が幸せそうに映ってるんです（まぁこの直後、ハッチは病に倒れるわけですが…弱ったハッチは色気全開なので、これはこれでOKデス）。無邪気にお寿司を頬張る未知子が凄く可愛いし、何よりリアタイ時は、そんな彼女を見つめるハッチの優しい笑顔にやられたんです。てか、そんな自然な笑顔もできるんだ、素敵！ってね（笑）。それまではずっと悪役っぽい笑みばかりだったからね。

未知子は自分の気持ちに気づいてないのか、ごまかしてるだけなのか、本当に食い意地だけなのか（爆）怪しいところですけど、蜂須賀がアフリカに行くって言った時に、一匹狼にしては珍しく寂しそうにしてたので、似た者同士好意はあると思うんですよね。それが Like か Love なのか分からないけど、ビジネスパートニャーでも良いから、ハッチにはまたゲストで出て欲しいところ。第一助手は大体、加地先生が務めてるけど、ハッチは内科医なので、また違った角度から未知子をサポートできるんじゃないかなーと思ってます。

でなきゃ晶さんに代わって未知子の胃袋を満たす役とか（爆）。そもそも未知子がハッチの誘いに付いて行くようになったのは、晶さんがハラペコ未知子にご飯与えるのサボってたせいだからね！w

とにかく空港で未知子を待つハッチの姿が切なかったので、振られたわけではないよ〜！と誤解を解いてあげたいという気持ちでいっぱいですw

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蜂須賀の本当の目的を知った時、あ、これ1話から見直したら、また印象変わるパターンじゃん！と思って、動画配信サイトの【TELASA(テラサ)】で、また最初から徹夜で見てしまいましたw

最初は未知子と蜂須賀ってバッチバチの関係だけど、最後は未知子に惚れるんですよね？って思ったら、ハッチに対してニヤニヤが止まりませんでしたw

てか、残業で後半しか見れてなかったり、完全に見逃してた回もあったので、やっと補完できた感じです。リアルタイムで見れなかったシーンなんだけど、過去に蛭間の荷物持ちしてた頃のハッチもあれはあれで可愛かったなァw

蛭間に「感染バカ」とバカにされたことを根に持って、そこから何が何でも自分が理想とする医療を実現するために仮面を被ったんだろうなァ。蜂須賀の行動に注目して見直してたけど、権力に興味がない感染バカの設定は終始ブレていませんでしたね。一見冷徹な行動も全ては自身が理想とする医療を実現するため。そして、大門未知子と出会ったことで、ようやく彼は素の蜂須賀隆太郎に戻ったのではないかと、勝手に解釈しております。

実際に感染研究センターの設立という夢の実現が近づくと、表情も徐々に柔らかくなっていきましたからね。ハッチが徐々に変化していく演技に関しては、萬斎さん、お見事でした！

あとラストの手術シーンは未知子だけでなく、オールスターで蜂須賀を救う展開が胸熱でした。そしてハッチが心停止して幽体離脱した時は、失敗するわけないのに、まさか失敗してしまったのか！？と一瞬ドキドキしました。幽体離脱ネタって扱い間違えるとコントになっちゃうんですが、この世の者ではないような絶妙な表情をしていたので、元々、萬斎さんが持っている神秘的なオーラ（陰陽師のイメージが強いのかもしれないけど）と重なって、うまくハマってましたね。