優先すべきもの【Detroit: Become Human 2周目プレイ記】#19

ハンクたちは、事件の手掛かりを求め、サイバーライフの創設者カムスキーの家へ。

※以下、ネタバレ注意！

第26話『カムスキー』

「昨夜クリスがパトロール中変異体に襲われたらしい
　今朝遺体が… 見つかったそうだ」

前回、マーカスは暴力ルートに進んだので、ここでハンクの同僚クリスが亡くなったことを知ることになります。

「父親になったばかりだってのに」

ぬぉぉん！ごめんよぉぉ・・・
ちなみに1周目では救っております。はい。

ハンクたちは、事件の手掛かりを求め、サイバーライフの創設者カムスキーの家へ。

すると・・・

おお！貴女はメニュー画面に居る、案内役のお姉さん（クロエ）ではありませんか！初見の時は、まさかゲーム内にも出てくるとは思ってなかったので、驚いたな。

カムスキーを待っている間にいろいろ調べてみると、ここでアマンダ本人は既に死亡していることが判明。あれはアマンダ本人ではなく、アマンダ似のAIって感じなんだろうな。

サイバーライフの関係者ってアマンダとカムスキーくらいしか出て来ないし、カムスキー自身は既に退職してるから、コナーがいつも会っているアマンダ似のAIが全てのことを代理で仕切ってるのかと思うと、ちょっと存在そのものが不気味な気がする。

カムスキーさん、自宅のプールで優雅に泳いでいました。「悪いなすぐに行くよ」と言いつつ、なかなか上がって来ないのでちょっとイラッとしますw

玄関にあった肖像画はめっちゃイケメンだったのに、今は丁髷みたいな髪型になっていたので、昔の久保田利伸氏を思い出してしまったw「LA・LA・LA LOVE SONG」懐かしいな。

AIアマンダの居る禅庭園も退職前のカムスキーがデザインしたみたいですし、カムスキーさんは日本が好きなのかもしれない。ちなみにハンクの机にイロハモミジがあったり、犬にスモウと名付けてる辺り、ハンクも日本好き設定なのかなと思ってます。

「変異体か…実に素晴らしい無限の知能を持つ完璧な存在
　今や意志まで手に入れた」

「人間よりも遥かに優れている… 争いは避けられない
　人間の偉大な発明が人間を… 破滅させることになるとはな」

カムスキーさん、なかなか読めない人で敵でも味方でもないといった感じ。

とあるチャートまでに主人公3人が死亡するとカムスキーエンドが見れて、それはそれで印象が変わって来ますが、少なくともこの時点では、自分が発明したアンドロイドに自我が芽生えることにしか興味がない感じ。

その結果、世界がどうなろうとも・・・。

ここで、カムスキーはコナーに取引を持ちかけます。
クロエを撃てば、知ってることを教えよう、と。

撃てば事件に関する情報を得られるが、クロエを生かせば何も情報は得られない。
コナーにとって優先すべきものは、任務達成か？機械の命か？

いやぁ、ここは初周の時に悩みましたが、結局、初周の時も2周目も撃ちませんでした。まぁ正確には、2周目の時は、トロフィーの為に1回撃ったけどタイムリープして無かったことにしたんですがw 大体、ハンクは命を弄ぶような行いに怒って帰ろうとしているし、ここはハンクファーストで行くなら撃ったらダメでしょ。2周目は、ハンクとの友情を築くのを最優先でプレイしてますからね。なので2周目も同じ選択で、撃たないと決めました。

でも、クロエがここでしか登場しない、ただの通りすがりのアンドロイドだったら感情移入もそこまでなかっただろうから、初周の時点でクールに徹して違う結果を選んでいたかもしれないです。ゲームを起動する度に話しかけてくれる案内役としてクロエと接する機会を予め増やしておくとか、なかなか憎い演出だったと思います。面白い。

「人間を救うサイバーライフの最後の切り札が
　まさか変異体だったとはな…」

カムスキーさん、コナーが変異体（仮）と判明して嬉しそうだなぁw

コナーは、自分が変異体では無いと否定するけど、目標＝任務達成という本来のプログラム通りに動けてない時点で、確実に変異体に近づいてるなぁと思う。まぁ、そうさせてるのはプレイヤーなんだけど。変異体になりつつある自分を必死に否定して、機械であろうとする頑固なコナーも見ていて可愛いので好きなんですがねw

今のコナーの立場から見ると、自分は人間の味方で、変異体は敵だからね。
頑固になっちゃう気持ちも分かる。