天道太子一寸【大神 絶景版 プレイ記】#32 END

イッスン、お前オイシイところを持って行きやがって・・・!(感動

 

アマテラスの長かった旅もここで終わり。
評判通りの名作でした。泣いた。

以前も書きましたが、Switch版の発売日も決定しましたし、アクションゲームだけど謎解きメインで難しいゲームでは無いので、未プレイの方には是非プレイして頂きたい!

 

・・・と、思うくらいオススメのゲーム。

いろんな機種に移植されてるけど、実際にプレイしてみてその理由も納得。
今後も語り継がれてほしいと思える名作でした。

 

 

 

※以下、ネタバレ注意

 

 

 

 

ラスボスの部屋に行くと、ウシワカが先に常闇ノ皇と戦っていました。

ここで、百年に一度の玄冬の蝕が始まりました。
そういえばそんな話あったなァ。すっかり忘れてたわ(爆

太陽が月と重なり、地上は闇に包まれました。
すると、アマテラスは力を失い、筆業を全て常闇ノ皇に奪われてしまいます。

 

これが、常闇ノ皇・・・。
デカイ球体に守られていて、本体はとても小さいです。

 

動けなくなったアマテラスを庇うウシワカ。

元々この箱舟ヤマトは、月の民であるウシワカが天の國に持ち込み、そこで祀っていたものでしたが、船底には妖怪たちが潜んでいました。ウシワカはその事実を知らなかったとはいえ、結果的に、この箱舟が天神族を死に追いやり、下界を汚したことに責任を感じていたのでした。

 

ウシワカ
「“予言の者の力がなくては
 オロチを倒すことはできない”」

「…未来を覗く事が出来るミーの神通力を信じて
 予言の者イザナギが誕生するまで
 ユーは下界で待ち続けてくれた…」

「ミーが月の國から落ち延びた
 忌まわしい月の民にも関わらずにね」

「ユーのその直向きな姿に ミーは心底感動した」

「…だからユーと一緒に
 オロチとの戦いに臨んだ時のように
 今でもユーを信じていられるんだ」

 

ウシワカ、めちゃくちゃ良い奴だったわ。
ごめんな、今まで不審な目で見ていてw

しかし、ウシワカは常闇ノ皇に吹っ飛ばされて場外に落ちてしまいます。
うぉい!ここで退場かよ!ウシワカ、死ぬなよ!!

 

その状況を見たアマテラスは立ち上がり、常闇ノ皇との決戦へ!

少しずつ攻撃して、筆業を取り戻していきます。
このラスボス、何形態あんねん!ってくらい変化します。

 

筆業を取り戻し常闇ノ皇を撃破すると、アマテラスの鼻の上にイッスンの姿が・・・!しかし、その姿はすぐに消えてしまいます。幻だったようです。

 

更に、生きていた常闇ノ皇からの不意打ちを食らって、再び筆業を奪われ白いオオカミになってしまいました。

すると、また聞き覚えのある声が聞こえて来ました。

 

イッスン
「まったく…アイツは いつも
 ポアッとしてやがるからなァ」

「オイラがイチイチ世話してやらねェと
 何にも出来ねぇンだ!」

 

イッスンだけではありません。
今まで出会った人たちの声が次々と聞こえてきます。

 

ムシカイ
「まさか お前が大神さまだったとはなぁ」

タマヤ
「野郎…エラく燃えてる神さまだったなぁ」

竹取翁
「フニャ…あのオオカミさん 大神さまだったの?」

ミカン爺
「まさか本物の白野威さまの
 生まれ変わりじゃったとは!!」

 

アマテラスのことをただのワンコ扱いしてた人たちが・・・これはまさか・・・

 

皆が手に持ってるその紙は・・・イッスン!!
天道太子一寸として、アマテラスの事を世に広めてくれたのか!!

 

オトヒメ
「イッスン殿…
 ついに貴殿も覚悟をされたのですね
 その覚悟が…この絵からひしひしと伝わって来ます
 この絵ならば人の心を動かし
 闇の中の大神を支える
 大きな信仰心を育む事でしょう」

 

イッシャク爺さんも認めてくれた!

イッシャク爺
「アマテラス…お主は今
 ワシ以上の相棒を持ったぞい!」

 

もうダメ、泣きそう・・・というか泣いた。
このプレイ記書いてても、読み返しても、思い出して涙出てくる。。。

FF15の時も同じだったんだけど、イッスンと一緒に過ごしてきた今までの旅の思い出が蘇って来て、涙を堪えることができませんでした。

 

イッスン
「アマ公 聞こえるかァ!
 お前…まさかオイラがいないからって
 またドジ踏んだりしちゃいないだろうなァ?
 せっかくオイラも覚悟を決めて
 こうやって神サマ伝道の旅回りをおっ始めたンだ
 …その神サマが寝ボケていたんじゃ話にならねェ!
 不景気なツラァしてないで
 一丁気合を入れ直せってんだィ!」

 

離れていても、相棒は相棒だった。
離れていても、互いを思う絆は変わらない。

 

 

天道太子一寸の働きで人々の信仰心が蘇り、その想いがアマテラスに届くと、ついに神としての真の姿を取り戻しました。そして太陽の力で、ついに常闇ノ皇を倒します。

 

ウシワカも生きていたか。
よかったけど、相変わらずルー語がイラっとするなw

月の民って皆、ルー語なのか?
まぁ、喜んでるアマテラスが可愛いから許すw

 

二人はこのまま船出し、天の國を目指します。
アマテラスは天の國を建て直し、現世を泰平に導く役目があるのです。

 

だから、イッスンとは、このまま会えずじまいなのね・・・

でも・・・

 

イッスン
「ヘッヘ 言ったはずだぜェ アマ公
 …この旅絵師イッスンさまは
 一度しがみ付いたら何をされても
 絶対離れないってなァ」

「待ってろよォ…
 人間たちに信仰心を解いて回ったら
 必ずお前の不景気なツラぁ
 拝みに行ってやるからなァ」

「それまで達者で いるんだぜェ
 毛むくじゃらァ!」

 

いつしか、二人が再会できる日が来る事を願って。。。

(完)

 

*・*・*

 

ということで、終わりました「大神 絶景版」
大神アマテラスの壮大な宿命を描くとともに、相棒イッスンの成長物語でもありました。

ちなみに、総合戦績は以下のようになっております。

 

他ゲームと掛け持ちだったため、昨年の12月末から初めて終わったのが4月末。ただプレイ時間自体は35時間なので、集中してプレイすれば流石に4ヶ月もかからないと思いますw

自分は、ほぼストーリーのみで進めて来たので、ミニゲーム・やり込み要素を含めるとプレイ時間はもっともっと伸びるかな。さらっと遊ぶこともできるし、じっくり時間をかけて遊ぶことも出来るゲームです。

死亡回数は、回復アイテムがあれば、まず負けることは無いですからねw
ここは達成しやすいんじゃないでしょうか。

クリアすると「一寸からの贈り物」として、設定資料集BGM鑑賞などのオマケ要素が解放されるので、気になる方は実際にプレイしてみては如何でしょうか。あとクリアデータを保存できるので、アイテムやお金などを引き継いで2周目プレイも可能。やりこみ要素もプレイしやすいかと思います。

 

てかね、ラストが本当に泣けてきてね・・・

アマテラスとイッスンの旅の思い出が蘇ってきて、また振り返りの意味で、何度でも再プレイしたくなる。そんなゲームでした。

 

このゲームもまた、出会えてよかった1本となりました。
心に残る感動をありがとう。

 

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