新たな戦い【Ghost of Tsushima 壹岐之譚プレイ記】#前編
※このゲームは、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
「Ghost of Tsushima」の発売から1年。新たなエリア“壱岐”を舞台にした完全新規ストーリーを追加して、完全版「Director’s Cut」となって再び登場!
ということで今回は、その追加ストーリー「壹岐之譚」をクリアしたので、その感想を書きたいと思います。
▼本編の感想はこちらから
はじめに
「壹岐之譚」は豊玉に移動した後の第二幕以降、好きなタイミングで開始できます。自分は手っ取り早く1周目クリア後のデータでやろうかなと思ったのですが、操作を全く忘れていたことと、「壹岐之譚」に出てくる敵が本編に比べて強い気がしたため、リハビリも兼ねて2周目の第一幕・守之段からプレイすることにしました。
ちなみに2周目は、チュートリアルを兼ねた序章はカットされてるので、いきなりオープンワールドで自由に動けるし、防具も引き継いでるので最初から俺TUEEE状態で始められます。2周目専用の愛馬や新たな護符なども手に入るので、お得感はあります。
「壹岐之譚」は、本編のどのタイミングで初めても辻褄が合うように話が作られているため、本当に好きなタイミングで開始できます。他の実況者の動画を見て気づいたのですが、本編の進行度によって台詞の言い回しが変わってたりする(丶蔵の前で鉤縄を使った時の台詞など)ので、聞き比べてみるのも面白いと思います。
※以下、ネタバレ注意!
壹岐之譚
本編で志村殿を救出したら、早速目的地である赤島の村近くの集落へ。そこでは村人たちが何かに怯え、会話もまともにできない状態になっていました。
なんか世界観が冥人奇譚みたいになってきたw
コイツの存在のせいで、本編よりも敵が強くなってるので注意が必要です。
倒した蒙古兵から、近くにある壱岐も蒙古に侵略されたことを聞きだすと、真相を確かめるべく仁も壱岐へ向かう決意をします。
しかし、その壱岐はかつて境井家が海賊と争いを起こした場所であり、多くの血が流れた結果、境井家は壱岐の民から恨まれることに。また父・正が仁の目の前で殺された場所でもありました。
本編の回想ではこんなに花びら舞ってなかったんですがねw
てか、そもそも季節が違うような。
この時、父上は仁に助けを求めていましたが、恐怖に勝てなかったのか見殺しにしてしまいます。しかも葬儀の席では、父が息子を庇って死んだと嘘を付いてるんですよね。仁にとって、この武士としてあるまじき行為が人生の中で一番悔いていることであり、今回の壹岐之譚では、仁は壱岐での出来事を通して、その過去と真っ正面から向き合うことになります。
本編を一通りプレイした後でも、物語が進むにつれ仁さんのことがカッコよく見えてきて、凄く好きになっちゃったんだけど、壹岐之譚では更に「境井 仁」という一人の武士を掘り下げてて、クリア後は理解度が深まって、ますます好きになっちゃいましたね。
愛馬と共に船で因縁の地・壱岐へ。
だがしかし、雲行きが怪しい(汗
これ以上、愛馬が犠牲になるのはヤメてーッ!!!
ということで、愛馬とはぐれ、見事に遭難してしまった仁さん。この人また死にかけてるよ(苦笑)と思いつつ、何とか壱岐には辿り着けたようです。しかし愛馬の姿が全く見当たりません。自分は本編的には2周目の途中なので、ここで死に別れるなんてことはないでしょうが・・・。
真っ先に愛馬の心配をする仁さん。
仁さんの人柄が伝わってきます。
…が、船頭さんのことも、時々でいいから…… 思い出してください……
笛の調べで新たな動物たちを手懐けてしまう仁さん、恐るべしw
これは一種の才能なのでは?
船頭さん、アカンかった・・・(涙
ちゃんと埋めてあげるところが、仁さんらしい。
この後、愛馬の足跡を見つけ、生きていると確信した仁さんは、その足跡を追うことに。
愛馬を見つけた時、愛馬は勇敢にも蒙古兵をタックルで蹴散らしておりましたww
ということで、ここで新技「馬力」を習得です。
そういえばDQ11でも馬でモンスターに体当たりできたなァw
ニーアで言ったらイノシシと同様の力ですね。
気力を消費しますが、かなり強力な技です。
愛馬を取り戻したあとは堺井砦へ向かうのですが、そこは既に蒙古の拠点になっていました。蒙古兵が強くて、ワタクシここで負けてしまったんだけど、どうやら負けイベだったらしく、どちらにせよ仁はここで捕まってしまいます。
これが噂のオオタカ様か。
仁さん、ハッタリをかけます。本編は2周目の途中なので・・・でもクリア後だったら真実になりますね。この辺の台詞の扱いは上手いこと考えられているなァと思いました。
なんとオオタカは女性でした。
仁はオオタカに毒を無理やり飲まされてしまいます。
仁の体は大丈夫なのか?(汗
翌日、仁が気づくと目の前にはゆなが!
ゆなに助けられ、砦からの脱出を試みますが・・・
何かがおかしい・・・
ゆなの声も、普段と比べて淡々としており冷たく聞こえる・・・
そして、ゆなに言われるがまま、視線を向けた先に居たのは死んだはずの父上の姿。
そう、全てはオオタカの毒が見せた幻。
仁が困った時はいつもゆなが助けてくれていたので、ゆなの姿も仁の願望が見せた幻でした。
仁はオオタカを倒すまで、この毒によって心の中にあるトラウマの幻影と幻聴に悩まされることに。この壹岐之譚は、オオタカとの新たな戦いというよりは、仁自身の心の戦いがメインになってるんですよね。これは、なかなか面白いシナリオを考えたなと思いました。
父上の幻影に追われる仁を救ってくれたのは、この島に住む丶蔵(てんぞう)でした。丶蔵の正体を知ったあとに、このシーンを見ると深いものを感じますね。
まぁ、この人普段は気合で解毒してるんでw
丶蔵の仲間が蒙古に抗ってると知った仁は、自ら助力を申し出ます。
「侍が賊を助けるって?」
「オオタカを倒すためだ」
堺井家は恨まれてるからね。ってことで、こうして仁は自分の正体を隠しながら丶蔵と共に打倒オオタカを目指して行動を共にすることになります。
(後編へつづく)
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