ドラマCD『FFXV prologue 〜旅立つ者、残る者〜』感想
「ファイナルファンタジーXV」の主人公ノクティスと仲間が旅立つその前の日を描いたボイスドラマです。ゲーム中や、映画「キングスグレイブFFXV」でも見ることのできないクレイラスとグラディオラスの親子の会話や、ノクティス達の旅立ち前夜の出来事など、沢山の登場人物によって描かれた豪華な内容に仕上がっています。
FF15クリアーしたので、特典で付いてきたドラマCD、
「FFXV prologue 〜旅立つ者、残る者〜」を聴きました。
以下、感想です(ゲームと映画のネタバレ注意!)
映画「KINGSGLAIVE」のキャラクターも出てきて、上手いこと、ゲームと映画の両キャラクターを結びつけています。ボイスは無いですが、ニックスが王子を車で送ってる描写があって、あ、一応接点があったんだな、とw
旅に出る前日の話なので、クリア後に聴くと、またいろいろ考えさせられます。
この時のノクト達は、自分の結婚式に参加する為に旅に出るという目的だったので、ノクトは自身の結婚に実感が湧かず、相変わらずマイペース。まさか、自分の運命があんな残酷なものだったなんて知る筈もなく・・・と、思うと、もうこの頃に戻してあげたくなるわ・・・。
ちなみに、王都インソムニアの外の世界の文明は30年前のものになるんだとか。
そういえばゲーム内で、ガソリンスタンドを旧式って言ってたね。
さらに王子は城に殆ど居ないから、外から来た人間(難民から集められた王の剣等)は、王子の顔を知らない、ってことみたいです。
イグニスは、外の食材を使って料理するのを楽しみにしていて、ホントに料理好きなんだなぁと。だからゲーム内で新レシピをバンバン思いつく訳ですねw
ちなみにイグニスは、ドラットー将軍に調印式の日程を聞くのですが、濁して教えてくれませんでした。そりゃ、そうですよね〜。だって彼は裏切り者なんですから。
プロンプトは、アニメの時同様に相変わらず両親が忙しいようで・・・両親とは、すれ違いの日々のようです。プロンプトはノクトと違って、目上の人達に敬語使える子なんで(笑)ゲームとは違う一面が聴けて面白かったです。
グラディオは父親との会話がね・・・この後、グラディオのお父さんも死んじゃうからね(涙)しかも、ゲーム内では一切語られないからね。ノクトも辛かったと思うけど、グラディオも辛かったと思うんだよね。
コル将軍は、レギスの命令で一般人の警護に回されてしまいますが、これは、彼を生き延びさせて王子の手助けをさせるためでしょうね。
一方、レギスの方は多忙でなかなか息子には会えず。最後のレギスとグラディオの父・クレイラスの会話が、二人の友情を感じられるもので、とても印象的でしたが、未来のために今を犠牲にしなければならないレギスの決意が、凄く重かった・・・。
やっぱもう一回、最初からゲームやりたいなぁ。